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下ネタ

私は時々、発作的にWikipediaに寄付をします。
といっても、10ユーロくらいなものですけど、
「ありがたいなあ。なんまんだぶ」という激情がこみ上げてくる時があるのです。
そのくらい、ウィキペディア様にはお世話になっているのですよ。

なんでそんなに世話になっているのかというと、
私の場合はもっぱら和蘭辞書としてです。
オランダ語のようなマイナー言語は辞書が充実していないのです。
蘭和辞典は一冊しかありませんし、
和蘭はありません。
「これ、オランダ語で何て言うんだろう?」と思った場合に、
すぐにはわからない不便さがあります。

そこで活躍するのがウィキペディアの他言語版です。
知りたい単語があった場合に、
日本語でウィキ検索してみて、
その言葉の多言語のところのNederlands というところをクリックすると、あら!
オランダ語でちゃんと出てくるという訳なのですね。

最近、私は「発情期」という言葉をウィキ検索しました。

何故かというと、若い男女が真夜中の二時、三時まで路上で奇声をあげて、
大盛り上がりで眠れなかったからです。
私の家の前にはプールがあって、
そのプールの前の公園は深夜のたまり場になっているのです。
冬は寒いのでみんな大体家の中にいますけど、
夏になって温かくなってくると、
白夜でもありますし、もう家には帰らないでずっとプールの前にいる訳です。
とにかくうるさくてね。

これが、男だけ、とか、女だけ、とかのグループであれば、
それほど喧しくはならないのです。
ボソボソ、コソコソと深い話をしている模様でね。
ところが、そのグループの中に異性を一人放り込んだ途端、
彼らは豹変するのです。

日本人の若者たちは、
異性と対面するとシーンと場が鎮まる傾向がありますが、
オランダの若者はその反対。
テンションがバーンとはねあがるのです。
特にトラムとか、電車のなかとか、
閉じられた空間の中で彼らと一緒になってしまうと、
もう私はイライラ、イライラ、
とにかく耳にイヤホンを突っ込んで、
心を閉じます。

昔、テレビで、
ココリコの田中氏がニワトリと一緒に生活する、という番組を見たことがあるのですが、
普段は雌鶏と暮らしている彼の部屋に、
罰ゲームとして雄鶏が一羽放り込まれたことがあって、
その時のカオスをいつでも思い出します。

男の子は女の子に、
いかに自分が面白い話が出来る陽気な男かを誇示するために、
ボルテージをどんどん上げていきますし、
女の子は男の子に、
いかに自分は話の分かる面白い女かを誇示するために、
けたたましい声で笑い続けます。
もうその感じが、田中氏の部屋のオンドリ&メンドリそのものなのですよ。

黒人が特にひどいけど、
まあムスリム系もオランダ人も他の欧米も、
程度の差こそあれ同じようなものですね。

男女を一緒にするとシーンとするのはアジア系だけ。
草食系とか何とか、
慎ましい日本の男女を揶揄する風潮ではありますが、
いやあ、私はすきですね。
草食系大好き。
放っておくと男女が別々に座って一緒にならず、
一緒にすると互いに目を伏せて口数が少なく儀礼的になる、
日本の若い男女のあの感じ、
私は大変良いと思っています。
禅ってこういう事かなと思ったりしますよ。
多分違うけど。

で、仕事帰りに列車の中でウトウトしているところを、
もう自分のはじける肉体を見せびらかしてクジャクみたいになっているムスリム系の若い男と、
それに夢中になってもう滅多やたらに笑い転げている数人の女の子のシャウトによって、
無残に疲れを増して家に帰ってきて、
すると家の前の公園には黒人の集団がいて、これらもゲラゲラ、ゲラゲラ、
夜中の三時まで笑っている、
疲れているのに眠れやしないのです。
私は憤然となりましてね。

「あーあ、これだから発情期はね。」と、
私のオランダ人に対して、
皮肉たっぷりにコメントして、
彼に感心してもらいたい、などと思ったのです。
昔、鶏とコメディアンが一緒に住むジャパニーズ・TVプログラムがあってね、と。

だけど、あれ?
発情期ってオランダ語で何と言うのかしら。

ここで、そう、ウィキペディアの登場です。
私は早速、「発情期 ウィキペディア」でググってみました。

するとね、「発情期」という記事はウィキにはないみたいで、
「性的興奮」と出て来てしまうのです。

「性的興奮」ていうのは、ちょっと違うんだよな、
そんな一般的な、誰にでもあてはまる言葉じゃなくて、
あの時期的、年齢的、動物的なすべてを当てこすりたいんだけどな
と、思いつつ、
私はそれでも「性的興奮」の日本語のページを出して、
それから多言語欄のNederlands(オランダのこと)をクリックしました。

するとねえ。
驚きの事実。

皆さんはおそらく、
「性的興奮」のNederlandsバージョンはご覧になったことがないと思います。
必要もないしね。
でも、ここはひとつ、ちょっと開いてみてくださいよ。
カルチャーショックがひとつ味わえますから。

なにしろ、オランダ語バージョンの「性的興奮」の欄には、
性的興奮をしていない時の男女の性器、
している時の男女の性器が、
クローズアップされてそのまま写真で載っているのです。
そのものズバリ、ど真ん中ですよ。
びっくり。
中学生なんかは、かぶりつきで見ちゃうんじゃないの?
いや、それは私が古いだけで、
今の中学生はこんなものネットで見放題?

それはともかく、やっぱり性的にタブーのない国は違いますね。
そう思って、それからふと思ったのが、
あれ?
じゃあ、ムスリム系の国とか、
絶対もっと表現が控えめなはずだよな?
という事です。

それでどこだかはわかりませんが、
読めないけど取りあえずアラビア語っぽい欄を開いてみました。
やっぱりね!
私は笑いましたよ。

写真なんかもってのほか、
もう記事自体が、短い短い。
性欲など存在しないかのような短さです。
さすがだね。
何を書いてあるかはわからないけど。

スウェーデンとかは性教育すごいっていうし、
写真とか普通に載ってそうだな、と思って、
今度はスウェーデンバージョン(svenska)に飛ぶと、
ああ、やっぱりね!
オランダと同じ写真です。
この写真は使い回されている写真みたいで、
特にユーロ圏に多いみたいです。

英語ってどうなんだろう、というと、
やっぱりこれも笑いましたよ。
なんか女性の身体をまさぐっている男性の、
中世のリトグラフみたいのが出てくるのです。
「性的興奮」のパンチを時代で和らげている的なノリでしょうか。
英語圏には色々な人がいるし、一番多民族も読むだろうから、
平均化が為されて穏当なのですね。

なんだかすごく面白くなってきて、
一番上のアルメニアを見てみると、
これは男性の勃起写真だけ。
チェコはチェコ(Česky)で、
何故か顔出し男女のヌード写真が載っているというね。
オランダのお隣ドイツは写真もないし、記事も短くて素っ気ない。
ここらへんに彼らの性的な潔癖さを見た思いでした。

アジアは大体写真もないし、記事も短い感じです。
タイなんかは三行ですよ。
ヒンズー語は一行。
何を書いてあるのか逆に知りたいですよね。
それ以上書くと、お坊さんに怒られちゃうのかも。

そこでふと日本はどうなのかな、と思ったのですが、
写真はありませんでしたが、記事は比較的長めです。
韓国も。
中国も。
いやあー。
らしいですなあ。

いや、これ、面白いですよ。
比較文化論ですよ、すでにね。
私は色々な国の「性的興奮」を片っ端から観ていきました。
どの国でもお国柄がうかがえるというか、
どこまで出すのか、どういう風に取り扱うのかって、
本当にその国が見えますし、
また、こうだろうな!と予想しておいてから読むと、
自分のその国への見方と実際の姿との違いがまた面白いのです。

そうしてふと我に返って思ったのですが、

・・・私、何してるんだろう?

いやあ、ウィキペディアは魔物ですね。
私はもう夢中ですよ。

でもね、皆さんもありがたいなあと思った時に寄付はすべきだと思いますよ。
ウィキペディアがなくなったら、本当に不便だし。
もっと辞書的な側面を強めてくれると更にありがたいですけどねえ。


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