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体罰

今日、私はインターネット動画で『有田とマツコと男と女』を観ました。

http://youtubeowaraitv.blog32.fc2.com/blog-entry-21854.html

今年の9月27日に放映されたものだそうです。
忙しない日が数日続いて、
やっと終わったものだからホッとしてね。
せんべいをかじりながら、バラエティを観たい!と思ったのですよね。

私の母親はテレビが大嫌い。
特にお笑い番組やバラエティを天敵のように思っておりまして、
子供時代や思春期を通じて、
私はそういったものを大っぴらには見られませんでした。
小学校5年生まで家にテレビ自体がありませんでしたからね。
おかげでバラエティを観るということに関しては、
未だにお祭り的な感覚があります。
なにかちょっとお祝いしたいと、
私はバラエティとかお笑いを観るのです。
ダラダラと、いつまでも、いつまでも。
母の教育が完全に裏目に出ちゃっているのですけど。

ちなみに、
私は最近「くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン」にはまっています。
もうとっくの昔に終わったラジオ番組ですが、
YouTubeに誰かが昔録音してくれたものがアップされているのです。
それがもう、面白くてねえ。
ずっと聴いちゃう。

私が『有田とマツコと男と女』元芸能人50人スペシャルをクリックしたのも、
有田哲平氏が出ているからなのです。
くりぃむしちゅー、若干ファンになりかけています。

それはともかく、この番組の中に、
「外国人VSカリスマ教師」という企画があったのです。

これが何ともやりきれない感じでねえ。
私は一応笑いながら見ましたけど、
本当に首をひねっちゃった。
なんだろう、すごく違和感があったのですよ。
なにしろね、

子供を殴れないのはまともな教育じゃない

みたいなことが、当然のことのように語られているのです。
そしてそこに有田氏が、
「俺らの頃は普通に殴られてたよね?」
みたいなことをいう訳です。
上田氏と違って、
有田氏はボケる時以外はろくなことを言わないわけです。
まあ、そこが好きですけどね。

そして、教師が子供を殴れなくなったのは、
モンスターペアレンツのせいである、
みたいなことを先生たちが言って、
周囲が「なるほどぉ」みたいな盛り上がりを見せるわけです。

いやー、怖いね。
これを先生たちが堂々とテレビで発言しているって、
怖ろしいなと思いました。
お笑い芸人が教育に対して勝手なことを言うのは仕方ないけど、
先生たちですからね。

この人たち、
この自分に人を殴る権利があると思っている人々は、
「子供は殴れば言う事を聞く」と本当に思っているのかな。
殴れば自分たちの権威を子供が認めると本気で思っているのだろうか。
いや、思っているんでしょうね。
「毅然とした態度をとれば中国は言う事を聞く」
というのと、同じ理屈ですもんね。

自分たちがそもそも子供に認められるような何物をも持っていない事、
子供を納得させられる言語能力を持っていない事を、
なんか教育委員会とか親とか社会とか人のせいにして、
自分は被害者だ的なところに持っていく感じ、
今の教師のダメなところが全部露呈していましたよね。

大体教育委員会だって先生たちの集合体でしょう?
子供を殴ろうとする前に、
まず自浄努力をしろという話であってね。
弱い方に向かうよりも、
強い方に向かう姿をまず子供たちに見せて下さいよ。

子供に対する体罰を良しとしない態度というのは、
そもそもモンスターペアレンツのせいではなく、
世界的な傾向ではないのかと思うのですよね。
特に先進国においては、
体罰を肯定している国はないんじゃないかと思います。
それを日本の教育現場では、
子供の人権擁護とはクレーマー対策のひとつである」
と理解されているのだろうか。
びっくりですよ。
そしてスパッツとは腰周辺に履くものである、ですよ。

日本で体罰が良くないみたいな風潮になったのは、
私の思う限りでは(違うかもしれないけれど)、
『女子高生校門圧死事件』とか、
学校が荒れ果てた時代の影響があって、
その反省からではなかったかと思うのです。
それは、子供たちが身を犠牲にして得た財産であったはずです。

その結果かどうか、私は個人的に、
先生に殴られたことは一度もありません。
それで大変良かったと思っています。

俺らの頃は普通に殴られてたよね、
とあたかもそれが良い時代だったみたいに言う人っていますけど、
いっぺん自分がいま殴られてみればいいと思いますよね。
人に殴られるということが、
暴力に無理やり屈服させられるということが、
どれだけの痛みを伴うか、ということをね。
いやいや、有田哲平氏の事は普通に好きですけどね。

でも、だいたい、普通に殴られて育った人が、
現在の社会の中枢にいる訳でしょう。
今の日本を良く見てみろ、と言いたいのです。
その教育の成果が出ているか?とね。
良い世の中ですか、今の日本は?????
今の日本の30代、40代、50代、60代を見る限り、
明らかに教育の大失敗ですよね。
偉そうに何か言える立場ではまるでない。

しかもそのペラッペラ世代の人間たちが、
ただモンスターが来たら殴るのをやめる、
殴るのをやめたら子供が従わなくなった、
そうしたらまた殴りたい、
「あの時代は良かった」、
みたいな思想のないことをやって右往左往するから、
更にペラッペラの人間しか育たなくなる。
それでも、今の子供たちは今の大人たちより、
よっぽど質がいいと思いますけどね。
なにしろ、バカな大人どもの遺した負の遺産で苦労してますから。

番組の中で、
ひとりの先生が言うのです。

自分は三十年以上も前に、
クラスで忘れ物が多くなったときに、
これから忘れ物をした人間にはケツバットをする、と宣言した。
四回忘れた生徒には思いっきりやる、と。
そうしたら特に女子生徒の忘れ物がなくなった、と。

すると全体から拍手が起こるのです。
調子に乗った先生はおっしゃるのです。
「クラスの全員が大喜びした」と。

「全員」が「大喜び」とかね、あり得ないじゃないですか。
人間は一人ひとり違うんだから。
選挙で大勝したばっかりの今の自民党でも、
全員が大喜びしているかどうかは、
怪しいものがあると思いますよ。
一人二人くらいは、
「これで良かったのかな・・・?」と密かに思っているはず。

ましてや、忘れ物しただけで公開処刑される側に立ってみたらね。
言い方でもってぼかしていたけど、
本質的には単なる恐怖政治ですからね。

数人の面白がった生徒が「いいね」と先生に言って、
それを生徒全員の総意としてとらえて、
更に成功体験として膨らませて、
あとさきも考えず無責任にテレビで発言したわけです。

だから殴りでもしないと生徒に言う事聞いてもらえなくなるんですよ。
ペラッペラだから。

だいたい、忘れ物して何が悪いの。
年取ればどうせみんな忘れ物ばっかりになるでしょう。
なければ借りればいいじゃない?

大切なものを忘れないことが大事なことで、
その大切な物の中に、安心感、みたいなことって含まれると思うのです。
「忘れ物なんかどうでもいい」という自由さもね。

この滅法こわい教育成功談に、
拍手が起こっちゃうという、この感じ?
これも怖かったですねえ。

日本人は本当に、
弱者の権利を奪うことから改革を始めますよね
いや、人間はみんなそうかもしれないけど、
日本人の場合は特に顕著だという気がします。

子供には金もなければ力もないから、
逃げられないんですよ。
先生たちは大人だから、
自分の意志で最終的には辞職でもなんでも出来ますけど、
子供は転校すら親に頼まないと出来ないんだから。

なんで教育委員会を殴る前に、
労働組合を殴る前に、
モンスターペアレンツを殴る前に、
子供を殴って何とかしようとするんだろう。

殴ったってね、
子供はどうせ言う事をききませんよ。
納得させないで服従させたら、
変な感じで歪みがくるだけ。
それは殴ったって、殴らなくたって同じです。

そして言う事を聞かない子供が一番納得してないのは、
お前たちの在り方そのものなのだ
と自覚するべきですよ。

ま、日本の先生たちを取り巻く環境は、
すごく気の毒だなとも思いますけどね。




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