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ロッテルダムマラソン

朝、珍しく彼氏が、


「今日はロッテルダムマラソンなんだ。

 観にいこう、観にいこう!」


なんて言うので、

二人で連れ立って観にいきました。

ここ一週間くらい、ロッテルダムは最高にいいお天気です。

今日なんて外に出てみたら、

お日様がじりじり照りつけて暑いくらい。

にわかに夏になったようでした。


ブラックという中央広場が出発地点だったようですが、

私たちはゴールから50メートル地点のところに立ちました。

着いたときはもう一時半くらい。

もうすぐ1位の人が到着するという時間でした。

すごい人出で、みんな「アディダス」とか書かれた旗を振っているので、

私も立ってとりあえず手とか振ってみました。


しかしねえ、マラソン見物の気持ちって、

私はイマイチわかりませんね。

彼氏が珍しく積極的だから、

「この子がこんなにやる気を出すなんて!」

という、お母さんみたいな気持ちでついてきましたが、

実際問題、誰が早かろうと遅かろうと、どうでもいいんですよね。


私は走ったりすると、すぐ咳が出てしまうから、

人が走ったりするところを観るのも、

なんだか苦しくなってしまって好きじゃないの。

ダンスみたいに芸術に昇華されてればまだしも、

マラソンって本当に、ただ走ってるだけでしょ?

多分世界に終わりが来て、弱肉強食の世界になったときに、

彼らは生き延びて、しかも他の人を助けたりできるけど、

私なんか誰の役にも立てずにすぐ死んじゃう。

それはわかるんですけどねー。


必死に皆が旗振って、音楽ががんがん流れ、

キイキイワアワア叫んでいる中で、

頭を太陽にじりじり焼かれながら、

すぐにも帰りたいのを我慢している自分がいました。


1位の人はだれか黒人でしたが、

2位の人は日本人だったようです。

男の人。

走ってくる姿をチラッと見ましたよ。

彼はかなりスリムで筋肉質でした。

でも1位の黒人のあとだったので、

一瞬ごく普通のサラリーマンが走ってきたように見えました。

彼が背広着て電車の中で新聞読んでいたりしたら、

結構セクシーだったりして。

こう、密やかな筋肉を平凡な外見のうちに隠し持っているっていうの?

ああ、セクシーですね、それは、多分。

ていうか、大いにありですね。


やっぱり、私もマラソンくらいやるべきかしら。

絶対やりたくないけど、でもやるべきかしら。

もし大江健三郎だったら、

絶対やりたくないがやるべき事が目の前にあった場合、

一番やりたくない事にバアアンと飛び込んでいくんだろうな。

多分、マラソンでダイエットってすごく大江健三郎みたいな気がします。

ストイックなところが。

あー・・・、今これを読んでいる人は、

「そうかあ???」と疑問に思っていると思いますけど、

これね、本当に、本当に。


まあそんなことはどうでもいいですが、

それから私と彼氏は、走っている人々がよく見えるベストロケーションを探して、

そこらをうろつきました。


彼氏は自分の白い顔が気になっているらしく、

日に焼けたくてたまらないんですって。

私も結構色の白いほうですが、

腕の内側の色を比べっこなんてすると、

やっぱり自分は有色人種だなあとつくづく思います。

白人の彼氏は、本当のミルク色というか、真っ白シロ。


面白いもので、そういう風に真っ白な人達にとって、

白い肌でいるということは「イケテナイ」ことだそうです。

よく中年の女性で、お洒落なんだけれども、

日焼けで肌が茶色くなって、きめもボロボロで雀斑だらけの人を見かけますが、

あれいいんですって。


彼氏も、太陽がガンガンに照りつけているところをわざわざ選んで、

しかもずーーーっとそこに立っていようとするのです。

私は日に焼けると、そばかすが出てきてしまうのに。

すでに鼻の頭はそばかすで一杯。

これ以上増えたら、もう場所がないっすよ。


彼氏が25キロ地点というところで立ち止まり、

「参加者の最後の一人が通り過ぎたら帰ろう」

というので、

40分くらい立っていたのですが、

なんなんでしょう、ロッテルダムマラソンって、どのくらい参加者がいるものなんでしょう?

ゾロゾロ、ゾロゾロ、いつまでも走者の列は続きます。


それにしても、色々な人が走っているもんですね。

こんな人が・・・???と思うような人も走っていました。

おじいちゃんとか。

特に走りこんでいる風には見えないような体格の人もいたし、

顔が真っ赤で、もう死にそうになっている女性もいました。

なんか酔っ払っているようなテンションのおじさんとか。

これだったら私にも出来そうだとチラッと頭によぎりましたが、

彼らはその時点で25キロ走ってきているんですよね。

25キロですよ。

私なんて、歩くのでも25キロは・・・。

咳が出ちゃう!(←すでに言い訳)


2時間ほどもじりじり太陽に焼かれて、

やっと帰ってきましたが、

彼氏はまだそれでも物足りないらしく、

サイクリングをしようと言い出しました。

普段はチェスしかしないオタクの彼に、一体なにが起こったのでしょう。

「良い天気」がオランダ人にもたらす影響は、

馬鹿に出来ないものがあります。


私はサイクリングはさすがに断って、

涼しいベランダで熟睡しました。

彼氏は一人で行っちゃった。

そして、すっかり日に焼けて、満足そうに帰ってきました。

なんでも、今日はかなりの暑さのために、

16人ほど参加者が病院に運ばれて、

マラソンは途中で中止になったとか。

いやー、やっぱりねえ。

半端じゃなかったもの。


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