FC2ブログ

お芝居

夫と妻の度量の違い

夫: 娘をムチでぶったたいてやった、今度は女房にムチをくれてやる。
妻と娘: (ドアの向こうから)べべべべべ!メメメメメ!
夫: イワン!侍従イワン!
   (イワンが入ってくる。イワンには腕がない)
イワン: は、ここに。
夫: お前の腕はどこだ、イワン?
イワン: 戦争の日々、塵芥のなかへ失せましてございます!

(1933-1934)


ハルムス中期の作品です。
・・・短いですよね。
メッセージとか、あるのかなあ。
べべべべべ!メメメメメ!って面白いですけどね。
ちょっと『北斗の拳』みたい。

今日は下北沢のOFF・OFFシアターに、
お芝居を観にいってきました。
ユニークポイント『しるし』。
高校時代の友達がでていたのです。
いやあ、懐かしかったわあ。
高校のとき、文化祭で一緒に清水邦夫のお芝居をやりましたが、
変わっていませんでした。
昔から舞台上でごく感じのいい人でしたけれどね。
ハンサムなんですよ。これが。

ただ、私の隣に座っていたおじさんが、
始まって3分くらいで寝始めたのです。
で、最初から最後まで寝息がプスー・・・プスー・・・と聞こえるから、
もう非常にイライラしてねえ。
心をかき乱されてしまいました。
寝ているのはこの人だけじゃなくて、
前の方でもおじさんがイビキをかいたし、
反対側の横手でもおじさんが寝ていたし、
私がつれてきた友達もコックリコックリ寝ていたし。
もうおやじはね、来るなと。
その前に、呼ぶなと。

お話は、病院のなかで、三人の女の人の生死にまつわる物語。
みんな死にかけているわけですが。
だけどねえ、横でプスープスー言われていたら、
舞台でいくら「私死ぬんだよっ」とか言われても、
本気になれませんよ。
お芝居は自然でしたし、
どの人もリアリティがあって良いと思いましたけど。
ただ、三本とも女の人が同じような感じで、
話も細部は違え、構造的には同じような感じで、
リアリティや主張はあるけれどファンタジーや詩は足りなくて、
ちょっと途中だれちゃいましたね。
隣でプスープスー言ってるし(しつこい)。

あまりしくじりのない舞台というか、
マイナスがないんだけれども、
だからといって胸を打つほどの自分の内面とのリンクは見つけられず。
私は舞台の上に、どうしても日常以上のもの、
自分が胸の中に確かに持っているけど、
決して外には表現しない感情を観たい、と思ってしまいます。
または、自分が憧れてやまないものとか、
自分では絶対に考えつかないこととか、
新しい世界の眺め方とか。
そういうのはあまりなかったですね。
社会の時間につくる箱庭みたいな話。
ただ、ホンは良く書けていたし、
役者さんたちも感じが良くて、やりすぎず、自然で、
ニュートラルでねえ。
そういう意味では観ていて怒りたくなるような感じは一切ないんですけど。
ただ、退屈ですなあ。
そこかしこで眠っていたのは、まあ、そういうことかもなあと思いました。
だからって寝ちゃあいかん。

















スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Kachika

Author:Kachika
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
日記
63888位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
17570位
アクセスランキングを見る>>
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR