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がんばれ西村

またワールドカップの年がやってきました。
もうあれから4年も経ったのですか?
時が経つのは本当に早いですねえ。

4年前はオランダは決勝まで進出して大フィーバーでしたが、
私自身はワールドカップにたいした興味もないまま、
ただちょっと恰好良い日本人審判だけを観ていたものでした。
今年はもう一歩前進しまして、
ビールやらオレンジ色のTシャツやらを購入し、
最初から応援する気でテレビの前に座り込みました。

何故かというと、大型テレビを買ったのです。
42インチ、LG製。
輝くばかりに美しい、薄型のあの子です。

もう何年前になるでしょうか。
友達の家に遊びに行った時に、
私はものすごく大きなテレビ画面でツール・ド・フランスを観ました。
自転車競技に寄せる興味は1ミリもありませんでしたが、
選手たちが駆け抜けるどこかの国の景色が、
大画面の中でそれは美しくて、
私は目が釘付けになりました。

それからもう、大型テレビが欲しくて、欲しくてね。
どうしても欲しいので私のオランダ人に「半分づつお金出して買おうよ?」と言うのですが、
彼は典型的なオランダ人ですから、
「でも君が家でテレビを観ているところなんか見たことがないぜ?」と言うのです。
「買ったら観る!買ったら絶対に観るから!」と私が熱心に言っても、
断固として首を縦に振らないのです。
「欲しいなら自分で買えよ」とも言われました。
「だって、私は買ってしばらくしたら観なくなるかもしれないし!
 我が家での主な視聴者はあなたになるんだから、あなたが半分出すべきだと思う!」
と言ったら、
「僕はいらない。」ときっぱり。
そこで日蘭会議は常に物別れに終わっていたのです。
でもずっと大型テレビにたいする憧れは、胸の中で密かに燃え続けておりました。
あ、ちょっと綺麗に言ちゃったな。

ところが今年はワールドカップ。
私のオランダ人は面白い人で、
普段は何一つ金を出したくないくせに、
イベントに合わせて大きな物を買うみたいな、
あからさまに企業の戦略に乗っかっちゃうみたいなことを時々するんですよね。
「大画面で試合が観たい」と言い出しました。

ああ、そうか、そういえばワールドカップか、
そういう発想なかったな、と思いつつ、
私は彼に大賛成しました。
そして、野望を抱いてから数年を経て、
350ユーロづつ出して大型テレビを買うに至ったという訳です。
もう本当に嬉しくてね。

テレビが届いた日の夜が、
ちょうどブラジルVSクロアチア戦でした。
テレビをほどいた後の大量のゴミに囲まれながら、
新しい良い匂いのテレビにスイッチを入れ、
私はうっとりしながら試合観戦をしましたよ。

すると何とね、4年前に私の目を楽しませてくれた、
あの日本人審判・ニシムーラーがいるではありせんか。
偶然にもブラジル・クロアチア戦の主審をやっていたのです。
ああ、この人今年も呼ばれたのか、嬉しいなと思いました。
この間のワールドカップの時は、
私はもちろん審判の良し悪しなんかわかりませんから、
西村審判が抗議を受けたりする度に心配で、
横にいるオランダ人に
「今の大丈夫なの?ちゃんとしてたの?」と何度も聞いてしまったものです。
でもあの時の審判ぶりが好評だったから今年も呼ばれたということですよね。
やっぱり思った通り。
サッカーの試合で日本人がもっとも輝けるポジションは審判ですよ。

それにしても、4年前にも思いましたけど、
オランダ人の解説実況が、
西村氏が何かする度に、
「日本人審判が」「日本人審判が」と、
審判の前に必ず「日本人」をつけるのです。
最初から最後まで。

「ねえ、こんなに審判の国籍って大事なことなの?」と聞いてみると、
私のオランダ人は肩をすくめて、
「いいや。でも日本人の審判はエキゾチックで珍しいから」と言うのです。
そんなポジティブな理由なら良いようなものですが、
あんまり日本人、日本人言われるとねえ。
なんかちょっと鼻につきました。

試合ですけど、
大型画面で観ても案の定、私は途中から飽きてきました。
大体クロアチアとブラジル、どっちの味方をすればいいのでしょう。
正直どちらにも、何の思い入れもありませんし。

弟や兄が一緒にいれば、
どっちが強いのか、とか、有名な選手は誰か、とか、
今のはこういう事で、さっきのはああいう事で、
みたいなことをずっと教えてくれますけど、
私のオランダ人はもっとずっと寡黙な人ですから、
あんまり解説みたいなことはしてくれないんですよね。
つまらなくなって、
やっぱり私は主に西村氏を目で追っていました。

今年の仕事ぶりも良かったですねえ。
キビキビしてて、厳然としていてね。
ピッピーと笛を吹いて走っている姿なんか、
意味は全然わからないけれども男前でした。

西村氏がクロアチアに厳しすぎるペナルティを与えた時、
オランダの解説は、
「ああー!日本からブラジルへのプレゼントー!」と言いました。
私は反射的にテレビに向かって、
「なんだと、この野郎!日本に関係があるかっ」と叫びましたよ。
突然アグレッシブになった私を見て、
私のオランダ人はゲラゲラ笑いましたが、
そのあとで、
「だけどワールドカップみたいな重要な試合で、こんなミスジャッジはあり得ない」と言いました。

「あり得ない」だなんて言われると、
私はずぶの素人ですから、
「そうなのかな?」と思って黙るしかないんですけどね。

でも今になって思うのは、
やっぱり西村さん頑張れということですね。
ああいう大舞台で、
あんな風に自分の判断で試合の局面が変わってしまって、
皆がそれを観ていて、
その判断に対して囂々の論議が巻き起こっているなんて、
西村審判は今ずいぶん怖いだろうと思います。

裏に何かあったんだろうって勘ぐられたり、
審判としての資質を問われたり、
繰り返しあの場面がテレビで流れて検証されたり。

あれで良かったのかなって、ずっと考えちゃうでしょうね。
やはり責任の重い大変な仕事です。

でもそんな重要な試合を任せられるまでに上がってきたのは、
絶対に実力があるからだと思いますし、
ミスジャッジを一度もしない審判なんていやしないのですから、
負けないで、大舞台に立ち続けてもらいたいものです。

何十年後かに「西村雄一」でウィキペディアを開いたときに、
「2014年には批判を浴びたが、
 その後ワールドカップの名物審判として名をはせるようになった」
みたいな感じで書かれるようになるといいな。

私みたいなサッカーに何の興味もない人間には、
とにかく西村氏および彼の周辺の日本人審判団が楽しみですし。

日本人の審判団って、私が言うことでもありませんけれども、
やっぱりちょっとエキゾチックでキュートな感じというか、
ホビットが審判やっているみたいな妙な存在感があるのです。
湧き上がっている批判に負けて、良い所を失くしたりしないで欲しいものです。



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空前のチャゲアスブーム

いま、空前のチャゲアスブームが来ている私です。
YouTubeで検索しては一緒に歌っちゃう。
何しろ懐かしくてね。

「君へのラブソング♪」と熱唱し過ぎて、
私のオランダ人が「ラブソング♪」と向こうから合いの手を入れるようになりましたよ。

何と言っても中高生時代の仲良しが、
チャゲアスの大ファンでファンクラブに入っていましたし、
当時はチャゲアス絶頂期。
大ヒット曲が様々ありますから、
色んな歌を歌えるのです。
AメロBメロサビまでも。

当時私はチャゲアスのことを、
例えば芸名のつけ方とか服とかPVとか、
すべてにおいて「ちょっとダサい」と思っていて、
ファンクラブに入っている事を公言している友達を、
すごい勇気があるなと思っていました。
私のクラスには飛鳥にちょっと顔が似ている男の子がいましたが、
私の友達は彼を、「とんでもなく恰好いいよね!!!!」と言っていて、
それもこの人そのまんまだなと思っていました。

ただ、すごくよく覚えているのは、
彼女と一緒に「君が思うよりも僕は君が好き♪」という曲を聞いている時に、
「こんな事を誰かに言われたら嬉しくて死ぬと思う!」と、
彼女が言ったことで、
それは何だか、ずっと記憶にあるんですよね。

飛鳥涼氏が逮捕されたことに関して、
愛人とクスリやってセックスしてた、ということばかりが言われていますが、
いかにも芸能記者の親父さんたちの着眼点というかね。
そんなこと飛鳥涼氏が自分で言った訳はないから、
おやっさんたちがかように推測した、ということでしょうが、
いずれ推測にしても、
チャゲアスのファンが知りたいことはもっと他にあると思うのですよ。

あの友達が今でもチャゲアスファンなのかは知りませんが、
いずれにせよ彼女にとって、
この報道のされ方は本当に気の毒だなと思っています。

私はクスリをやっている人に社会的な制裁が必要だとも、
あまり思っていないのですよね。
売る方は罰を受けるべきですけど、
アスカ氏はクスリやって人を殺した訳でもないですし、
テレビで「クスリっていいぜ!」と宣伝した訳でも、
妻子やチャゲをシャブ漬けにしたわけでもないですし。
私自身はアスカのシャブによって何の迷惑も被ってないし、
「アスカがやるなら私もやろうかな!」なんて風にも思いませんしね。
彼は自分で自分をちょっとづつダメにしただけですから、
まあ婉曲な自殺というか、
結局は自己責任ではないかと思うのです。

彼が覚せい剤によって陥った地獄を明らかにすることには、
啓蒙的な意味があると思いますが、
彼のCDが買えなくなったり、
それから彼の私生活について暴露を繰り広げて、
イメージを地に落すのは、ちょっと違うんじゃないかしら。

チャゲアス自分内ブームにのって、
絶頂期の彼らの歌声を聴けば聴くほどそう思いますね。
やっぱりメロディアスでキャッチ―ですよ。
一緒に歌っちゃうもの。

あ、あと、チャゲアスにとってチャゲの意味って何だろうってずっと思っていましたけど、
チャゲがアスカに「変なクスリやめろよ!」と言って殴られた、という報道を見て、
ああ、そこに意味があったのかと思った事でした。

それにしても、私の友達は、
一連の報道を見てどんな風に思ったんだろう。
聞いてみたいような気がします。


ゴジラ

私のオランダ人と一緒に、映画「ゴジラ」を観てきました。

昔観たハリウッド版のゴジラは、ジュラシックパークの劣化版というか、
四六時中雨が降っている中を大きなトカゲが人を食いながら走り回り、
しかもギャアギャア喚きながら子を産みまくるという、
なんとなくしっくりこない生物でありました。

今回のゴジラはそれに比べるとちょっと恰好良くて良かったです。
目なんか小さいんですけど、渋くてね。
しかも本当に大きいからね。
映画の画面で観ると、びっくりするくらい大きいですから。
私はとても楽しみました。

でも帰ってからちょっと思ったのですけど、
今「美味しんぼ」を叩いている人たちは、
どうして「ゴジラ」を叩かないのかしら?
若干片手落ちではあるまいか、とね。

ゴジラは何故巨大化したのか。
放射能ですよね。
はっきりと、放射能の影響について作品の中で言及されているのです。
しかし、福島で、生物があれほど巨大化しているところを、誰か見たことがあるのか?
ないですよね。
しかもゴジラは鼻血どころじゃない、
ゴキブリみたいな巨大生物と戦いながら、
町中を破壊しまくっている訳です。
もとはといえば、放射能のせいでね。

これね、風評被害を生み出しかねませんよ
放射能がゴジラを生み出した例なんか過去に前例がないんですから。
もし「美味しんぼ」の鼻血に根拠がないとするならば、
ゴジラの巨大化にはそれ以上に根拠がない。
こんなハリウッド映画がきっかけに、
日本では巨大生物が生まれかねない(=奇形が生まれかねない)という評判がたったらどうするの。

いっとき、日本のマスコミは全然原発のニュースを報じない、
情報を得ようと思ったら海外のメディアに頼るしかない、
という不安を、よく耳にしましたけれど、
だって日本人が発言して、原発を作品化しようとすると、
ニュアンス次第でここまで叩き潰されるんですものね。
これじゃあ無理ですよ。

「ゴジラ」も「美味しんぼ」も、
どちらも作品としては真摯な気持ちでつくられたもので、
両方ともエンターテイメントして高いレベルにあるものだから、
観る方はただ楽しめばいいと思いますけれど。

見たうえで、「違うな」と思うのは個人の自由だけれど、
その前段階で「こういう物は創るな」というのは、
受け手の判断力を随分低く見積もっているなと思います。
いや、「美味しんぼ」に関しては、随分高く見積もった結果かもしれませんけどね。

いずれにせよ、クリエイティブな分野に社会的なタブーを持ち込むと、
文化は衰退していくんじゃないかと思いますし、
文化が衰退していけば、そこに住む人々の精神の衰退を招きます。

ゴジラと化け物が巨大なビルディングをぶん殴りながら破壊していくのに、
一種の快感を覚えながら、
だからって私は本当に世界を壊したいわけじゃない、
それとこれとは全然別のことだ、と思っていたことでした。




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Kachika

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