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酒井法子の弟、すごいですね。
酒井法子が満を持して再起を挑んだ、まさにその瞬間の逮捕。
わざとですかね?
わざとなんですかね?

いやー、身内っていうのは、
自分で選べるわけでもなければ、
途中でやめるわけにもなかなかいきませんし、
ままならないものですね。

私にも弟がいますが、
今日実はオランダに遊びに来ます。
わざわざこんなに航空券の高い時期に来なくても、
と思うのですが、
こういう時じゃないとまとまった休みが取れないんですよね、日本は。

どうしてオランダでは、
誰でもひと月もふた月も休みが取れて、
それで別に社会が回っていくのに、
日本では2週間の休みが「致命的な大迷惑」みたいになっているんでしょう。
変ですよね?
騙されているんですよ。

でも弟がやって来るのは嬉しいな。
10日間足らずとはいえ。
そのあとで母もやって来ます。
これも嬉しいですねえ。
しばらくぶりに家族と会えます。
兄も来られると良かったんだけど、
まあ兄は仕事も自分の家族もあるからねえ。



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新しい思想

年末にかけて、
なんだか体調の悪い中、
日本では自民党が大勝して、
さらに気持ちが暗くなっていたのです。

自民党は、三年前に民主党に惨敗した時より、
更に少ない票しか集められなかった癖に、
それでも「国民の圧倒的支持を得た」みたいなしたり顔。




核のゴミ処理について何のあてもない癖に、
もう核燃料サイクルを再始動させる気でいる。
自信満々。
「充分に説明責任を果たしながら」って、
どうせ国民はその説明よく聞いてないからね。
聞えない場所で説明すんだから。

「民主党はノーだけど、第三極に入れる勇気もなかった」三重知事
2012.12.17 19:21 [west衆院選]


三重県の鈴木英敬知事

 鈴木英敬三重県知事は17日、衆院選で自民党が大勝したことについて「(有権者は)第三極に投票したら社会がどうなるのかイメージできなかった。民主党はノーだけど、第三極に入れる勇気もなかった」と述べ「『お友達内閣』とやゆされることのないように、自分と価値観の違う人でも有能な人は入閣させてほしい」と注文した。県庁で記者団の質問に答えた。

 鈴木知事は新政権に期待したいこととして経済再生を挙げ「経済財政諮問会議を復活するなら、地方の代表を入れてほしい」と話した。


これは短いのですけど、
まあ、そうなんだろうなあと納得した意見。

第三極ってこの人は維新とかそういうのを指しているのでしょうけれど、
私にとって自民・民主・維新は同じです。
同じ類の人間の集まりだから。
みんなの党もね。公明党も。

今回の選挙では、本当の意味での第三極がいなかったと思うのです。
自民・民主・維新以外の存在感の薄さね。
圧倒的な不在感。
もういないみたいな感じ。
これが今の日本の大きな問題点だと思いました。

共産党なんて私の知る限りでは、
もう私の生まれた頃から反原発・反核を訴えていますけど、
全然それを票に反映できていませんし、
社会民主も全然ダメだし。
未来党とか、全然信用できないし。

でも、それはマスコミの誘導とか、
国民がちゃんと考えていないから、とかいう以前に、
やはり日本の左翼自身の責任があるだろうなと思うのです。

つまり、この最後の三十年くらい、
左翼は夢ばっかり語って、
中央にいる人々の批判ばかりして、
自分たちではろくな新しい思想を打ち出して来なかったから。

中央に来る気満々でいた右翼タカ派の人たちとの違いはそこかな、と思うのです。

最初っから少数派の代弁者を気取って、
多数派の人生背負う覚悟なんかないから、
こういう本当に重要な局面で土俵に上がれないのです。

昔、大学に入ったばかりの頃、
新入生ばかりで教室にいたら、
わーっと年上の人たちがビラ持って入ってきた事があります。

そして講壇のところに立って、代表者が、
「ちょっと話を聞いてもらいたい!」と言ったのです。
そうして、
自分たちは沖縄の米軍駐屯に抗議する!
沖縄から米軍は出ていけ!
みたいな話をして、
その運動に君たちも加われ、みたいな話でした。

代表者が話を終えると、
今度はバラバラと散らばって、
個別に新入生に近寄ってくるのです。
「質問はありますか!」みたいな。
みんな「・・・・。」という感じで、
彼らが勝手に出ていくのを待ってましたけどね。

私のそばには肩まで髪を伸ばした不潔そうな男の子が来ました。
すると、目があってしまってね。
「今の話、どう思いましたか?」と近くに来たわけです。
聞かれて、私も困ってしまってね。
まあ、仕方ないので聞いたのです。

「沖縄からアメリカ軍撤退って言いますけど、
 撤退させてどうするんですか?
 そのアメリカ軍はどこへやるんですか?
 本州?」

すると男の子はいう訳です。

「どこへやる、とかっていう話ではないのです。
 今現在、沖縄には米軍基地の75%がある。
 沖縄は戦争中も本州の犠牲になって、
 いつでも損な役回りを演じてきた。
 不公平でしょう?
 これを変えていかなくてはいけない、
 それを訴えているのです」

「それはわかるんですけど、
 でもたとえば米軍を全部撤退させるっていうのは、
 日本から撤退させるということ?
 安保を破棄して、核の傘から抜けて、
 自衛隊を徴兵制の軍隊にして自衛するっていう事ですか?」

「そういう事を言っている訳ではなくて、
 それは僕らの考えることではないっていうか。
 とにかく訴えて、皆の知識を増やして、
 問題意識をつくっていくことが大切っていうか」

「でも、何か提案するときには対案が要るんじゃないんですか?
 だって・・・」

そんな話をしながら、ふっと横をみると、
さっきまで一緒に雑談していた新入生仲間が、
私を見ている訳です。
なんか変な感じで。

で、ふっとこの学生運動の男の子に目を戻すと、
なんとも不潔そうでね。
洗ってないみたいな長い髪、
目には目ヤニがついていて、
煙草をたくさん吸ってそうな黄色い肌をして、
やせていてね。

で、私はあっという間に自分の話を打ち切りました。
「まあ、まあ、良いんですけど。
 そうですよね。
 考えてみます。
 いえ、運動には興味ないです。
 バイトしてて忙しいので。
 いえ、電話連絡先とかないです。携帯持ってないので」みたいな感じで。

学生運動家たちが帰っていくと、
私はごまかし笑いをして、
「もう、しつこくって、困っちゃったー」と言ったのですが、
すると私の隣にいた男の子が言うのです。

「あー、そうだったの?
 ああいう話が好きなのかと思った。
 邪魔しちゃ悪いなと思って口はさまなかったんだけど」

「そんなことないよ!そんなはずないよ!」

と私は強く否定しました。
その当時は、
そういう話が好きな人間は危険である、
ちょっと付き合いづらい、
みたいな空気がかなりありましたから、
大学の雰囲気に溶け込みたいと思っている新入生の私は、
とにかく、
「恋がしたーい」とか、
そういう話にひたすら合わせようとしていたのです。

でも、現在の左翼、および理想家の在り方を考える時、
これは今でも大変象徴的でありました。

つまりね、
現状の批判ばっかりして、
対案を持ってない。
包括的な戦略というものがまるでない。
理想論だけ。
しかもそれを言っている本人が、
貧乏くさくてバカで全然素敵じゃないから、
仲間になりたいとは、心から思えない。

まあ、私はあの時の自分自身の時の在り方が、
あの時の運動家よりマシだったとは決して思ってませんけどね。

ここですよ。

私は現在の日本の状況は、
ただ単に大量生産・大量消費型社会がドン詰りを迎えただけだと思います。
アメリカよりだいぶ身の丈が低いから、
どん詰まりが早くやって来てしまったのです。
アメリカにだっていずれやって来ますけどね。
ていうか、もう来たのかも。
マヤ暦によれば(笑)

自民・民主・維新・公明・みんなの党は何故みんな一緒かというと、
この現在のシステムの維持、ということ、
現在の権力機構の維持、ということについては、
思想を同じくしているからです。
システムが同じであれば、
これをこのまま維持するということであれば、
それは原発は絶対に必要ですよ。

回り続ける火車を回し続けるには、
もっともっと燃料を放り込むしかないでしょう。
燃料がなければ止まっちゃうから、
止めろという人を黙らせるために、
国防軍も共謀罪も公安法も必要になって来るでしょう。

現在のシステムを変える気もないのに、
原発は必要じゃないと言っている人たちは、
かえって無責任だというのは、私もそう思います。
そういう意味では、自民党の大勝はある意味では正しいのです。

そうして燃やして、燃やして、
いつか燃え尽きる時が来るのです。
もしくは、
10年15年くらい経った時に、
健康な子供が全然生まれなくなって、
じわじわ日本は消滅する、そっちのほうかもしれませんけど。

ローマも滅びるのですし、
奢れる平家は久しからずですし、
諸行無常なのですから、
これが万物のルールなのかもしれませんが、
でも私の家族のような、
弱くて力もなくて吹けば飛ぶような、
でも愛しい人たちが酷い目にあうのを見たくないと思ったら、
どこかで方向転換をしないといけない。
どこかでこのシステムの根幹を変えないといけない。

じゃあどこに方向転換するか、
どういう風に変えるのか?

それを今の日本は、皆で考えているところなんですよね。
私はそういう理解をしています。

でも今更社会主義なんつってもね。
横に大失敗した国がありますし、
全然その国の在り方が羨ましいと思えませんしねえ。

私は共産党寄りの考え方を持つ親に育てられて、
ロシアでずっと生活していましたから、
日本人の国民性を考えると共産主義はアリかなとも思いますけど、
まあ現実的じゃないですよね。

それに、
マルクス・エンゲルスも勉強する分にはいいけれど、
社会主義・共産主義は参考にはいいけれど、
いかんせん古すぎてね。
現代というものにきちんと対応したしたステムだとは思えない。
マルクス・エンゲルスが現在生きていたら、
絶対違う感じのシステムを考えていると思うのです。

日本人は今、その第三極を信じることが出来ない。
現状維持では破滅するだけだとわかっていても、
既存の思想ではより良い生活をイメージできない。

でも、そこに希望があるのだと思います。

これまで何故新しい思想の波が生まれなかったかって、
必要がなかったからだと思うのです。
そこそこうまく行ってたし、
豊かだったし。

でもこれからの日本では、
新しい思潮というものが、
本当に、本当に求められる。

大人たちが苦しんで、苦しんで、
その経験の中で育つ子供の中から、
きっと巨大な思想家とか、実践家とか、哲学者なんかが生まれてくる。
天才が山ほど生まれる時代が、いつかやって来ると思います。
ま、ここ2、3年ほどの間は無理でしょうけどね。

でも、例えば私が家庭教師をしている子供とか、
Mぴーの子供とか、
私の甥っ子とか、
みんなどこか天才みたいな顔をしているのです。
これは、この世界のなかで、唯一信じていいものだと思います。
大人たちが努めるべきは、
システムの維持ではなくて、この顔つきの維持だと思います。

だから、今きっと、
私たちが悩んで不安で苦しむのは、
良い事なんだろうな、と思うのです。
というか、これまで良い暮らしをしてきて、
社会全体の事なんか全然考えなくて済んできた人間の義務かも。

2013年はそういう訳で、
社会・政治的には暗黒になりそうですけど、
市民たちがそれによく悩み、苦しみ、
それがのちの真の市民的知性・知恵に結びつきますように。
これが私の新年に向ける願いです。



拒食症

一日何も食べられなくて、
なんだかお腹が空いて気持ちが悪いような気がしたので、
昨日の夜、ちょっとおかゆをつくって食べてみました。
そうしたらまた吐いてしまった。
ノロウイルスってこういうことなのかな?

すると今朝、
私の彼がなんだか不幸そうな顔でやって来て、

「あのさ、それ・・・ 
 拒食症なんじゃない?

もうねえ、この人は本当に発想が不思議。
私は食べられなくてエネルギーがゼロでしたけど、
それでも笑うしかなくて笑っちゃった。

今年のクリスマス

今日の私は風邪です。
クリスマスに私のオランダ人の実家に行って、
伝統通りのクリスマスパーティーに参加したのですが、
そこで風邪をもらってきてしまいまして。
昨日は一晩中吐いていました。

私のオランダ人の弟の妻(わかりにくい)も、
二人とも一晩中吐いたと言っていました。

それにしても今回のクリスマスは戦場だったな。

私のオランダ人の三番目の弟の子供が、
今4歳と1歳なのですが、
これらがひどい子供でねえ。
4歳のほうは注目を集めたくてコチャコチャ色々やるし、
1歳のほうは食事中、ずっとシャウトしているのです。
ずうーっと。
二階の別室に連れて行っても、
そこで恐ろしい勢いで泣くしね。
彼らのお母さんが風邪で来なかった、というのも大きいと思うのですが、
弟は可哀そうでしたねえ。
子供の世話に追われて何にも食べられないし、
シャウトの声が大きすぎて大人の会話なんか何にも聞えないし。
私は気が狂いそうになりましたよ。

しばらく経ってから、
私のオランダ人がそっと私のそばにやって来て、

「僕はね、もう僕は、
 来年はここには来ないよ。
 クリスマスパーティーは今年が最後。
 もう二度と来るもんか。」

と暗い調子でいう訳です。

「まあ、まあ」

なんて私はなだめた訳ですけれど、
それからしばらく経つと、
今度は私のオランダ人の母親がそっと私のそばにやって来て、

「私はね、もう私は、
 来年はパーティーをやらないわ。
 クリスマスパーティーは今年が最後。
 もう二度とやるもんですか。」

と言うのです。
そっくり同じ表情、同じ口調で。
親子だなあと思いましたね。

で、そんな事を言いながら、
この母親はガシッと私を抱きしめた訳ですが、
咳をしているのですよ。
その咳がまた、非常に危険な感じの咳でね。
もう私の身に、じわじわウイルスが滲みこんで来るみたいな、
そういう咳なのですよ。

私は私のオランダ人の母親は好きでね、
普段からすごく良くしてもらっているという自覚があるし、
何かにつけお世話になったり相談にのってもらったりしているので、
恩知らずにはなりたくないのですが、
この時ばかりは突き飛ばして逃げようかと思いました。

でも、まあ、そんなこと出来やしないので、
「あぶないなあ・・・」と思いつつ、
「まあ、まあ」と抱きしめ返して、
全身で義理の母の咳を受け止めていたわけですが。

その結果、昨日はもう、
吐いても吐いても、
吐き気に底が見えないわけです。

最初の2、3回は私のオランダ人も心配して、
「大丈夫かい?」なんて優しい言葉をかけてくれたのですが、
午前3時を過ぎてなお吐き続ける私に、
最終的には、
「あのさー。眠れないんだけど
と本質を露呈させていましたよ。

最終的には胃の中がからっぽになって、
吐くものがないのに吐き気はあるので、
トイレの中で痙攣してしまいましたよ。

でも、前日に私のオランダ人の末の弟の彼女が、
クリスマスパーティーがあった夜に、
やっぱり一晩じゅう吐いたという話を耳にしていたので、
ああ、ついに来たか!
という感じで、
特に「死ぬんじゃないか」みたいな心配はしなくてすんだのは助かりましたけどね。

それにしても、
今年の風邪はどうやら胃腸に来るみたいですね。










生活保護と100人の女性の人肉食

生活保護費、数%ずつ段階削減へ 自民政権復帰

 衆院選公約で生活保護費の「10%引き下げ」を明記した自民党の政権復帰に伴い、給付水準の引き下げが確実な情勢となっている。財務、厚生労働省関係者によると、年明けに本格化する平成25年度の予算編成の過程で下げ幅が決まる見通しだが、毎年数%ずつ減らしていく段階的な削減案が有力視されている。

 引き下げが検討されているのは、受給者の食費や光熱水費に充てる生活扶助の基準額。60歳以上の単身世帯では月額6万2千~8万円が支給されているが、一般低所得者の生活費を上回っていることが消費実態調査などから指摘されており、自民党は「所得水準、物価、年金とのバランスを踏まえて引き下げる」としている。

 生活扶助の食費相当分について、自民党のプロジェクトチームは、食券などを想定した「現物支給」も提案。政策集では、自治体が現物か現金かを決められる選択制も打ち出している。また、保護費全体の半分を占める医療費についても、安価なジェネリック薬(後発医薬品)の使用を義務化する案を提示している。

 ただ、給付水準の引き下げや現物支給などの制度見直し案に対しては受給者や一部野党の強い反発が予想され、新政権がどこまで具体化できるかが焦点だ。


(産経新聞より抜粋 12月24日)

さあ、始まりましたねー。
金持ち御用政党の弱い者いじめが。

そうは書いていませんけど、
生活保護費削減というのは、

「貧乏人はもっと惨めたらしくしとけや」

ということです。
本当に自民党ってひどいと思います。
金持ちさえ良ければあとは何でもいいんだから。
原発に先行投資した金持ちが利益を回収できさえすれば、
子供が死んだっていいんだから。
ま、自分の子供じゃなくて、
貧乏人どもの子供の事ですけどね。

60歳以上の単身世帯で月額6万2千円から8万円て、
私は全然高くないと思います。
ちゃんと暮らしたいと思ったら足りませんよ。
少なくとも私には全然足りない額です。
私はまだ健康で働けますし、
パートナーもいますから自分で何とかなりますけど、
60歳以上って、
基本的に仕事がもう見つからないですよね。
自分で何とかしたいと思ってもどうにも出来ないでしょう。

「じゃあ起業しちゃえばいいじゃん!」
という訳にもいかないと思うのですよ。
それが出来てたら、
最初から単身者の生活保護の60歳にはなっていないと思うのです。

もし彼らの生活保護費が切り下げられれば、
当然その分の負担は子供に行きます。
もし彼に子供がいたとしたらね。

その子供が医者とか弁護士とか売れてるお笑い芸人とか、
そういう場合はいいけれども、
月収25万円くらいで二人の子供がいる賃貸アパート住まい、
だったりしたらどうでしょう。
親に対する援助が、できないとはいえない。
生活保護費が削られた分、
彼らが援助するのは不可能ではない。
でも、親に援助することによって彼らの生活はうんと余裕をなくすのです。
生活のちょっとした楽しみが、
離れて暮らす親の生活費に消えるわけです。
そういうことはあると思うのですよ。

そうすると、どうなるか?
その親子の関係性によっては、
愛しあえなくなりますよね。
親が本当の意味でのお荷物になってくる。
親も惨め、
子も惨め。
地獄ですよ。

子が親の面倒を見るのは当たり前、
と簡単に言うけれど、
そう一言でくくられるとあまりにも辛い親子っていますしね。

自民党の議員の月収というのは、
どのくらいあるのでしょう?
彼らの生活費ってどのくらいなのでしょう?
温かい家の中で、
明日の食費のことなんて全然気に掛けないで、
「先生」って言われてぬくぬくしながら、
「月に8万は贅沢すぎるなあ」って言っている訳でしょ?
あーもう、一度地獄に落ちればいいのに。

さて、この、
「一度地獄に落ちればいいのに」と言う言葉ですけど。

衝撃の事件が起きましたよね。

人肉食べる目的で女性100人誘拐を謀議、NY市警の警官逮捕
これですけれども。

これはCNNの記事ですけれども、

ニューヨーク(CNN) ニューヨーク市の検察当局は27日までに、多数の女性を拉致してレイプ、殺害し、人肉を食べる謀議をしていたとして同市警の男性警官(28)を逮捕、訴追したと発表した。検察当局は市民を守るはずの警官による怪奇な犯罪計画に衝撃を受けている。
警官歴6年のジルベルト・バーレ被告のコンピューターを解析したところ、少なくとも100人の女性のデータが写真付きで隠されているのがわかった。これら女性は米国内や海外に居住していた。
捜査筋によると、少なくとも女性3人が被告のことを知っていた。連邦裁判所に提出された捜査文書によると、女性1人はメリーランド州のレストランで被告と夕食を共にしていたという。
訴状などによると、被告は少なくとも女性2人と接触していたが、米連邦捜査局(FBI)の報道官は女性が被害を受けたとの情報は現段階でないと述べた。


ということです。

この事件の衝撃的なところは、
「まだやってない」ということです。

もちろん、事件を未然に防いであっぱれかもしれませんけど、
まだこの男性は、女性に指一本触れていないのです。
頭の中で超アメリカ的な妄想を膨らませていただけ。
現代のマルキ・ド・サドです。
まー、サド伯爵さまも人生の大半を牢獄で送られたそうですけど、
あれは中世の事ですからね。
現代では頭の中にある夢だけでは裁けないことになっている、
と思っていたら。

あれですよ、
共謀罪

共謀罪のおかげで、
この恐るべき100人の人肉食計画が、
未然に防げたわけです。
共謀罪、ばんざーい。
日本にも作ろうよ!
変態が多いから、日本は。

という誘導なのかしら。
アメリカの場合は完全に共謀罪の宣伝ですよね、これ。

でもねえ、私は先ほど、
この誰の目にも触れるブログの中で、
自民党の議員の方々に対して、
「一度地獄へ落ちればいい」という発言をしたわけです。

もちろんそれは殺すとかそういう意味ではありませんよ。
彼らの政治的な傾向についての批判だったわけですけれども、
つまり、お坊ちゃまに生まれて、
頭も良くないのに海外の大学でお茶を濁して、
親のコネで政治家になって、
結局三高的な立場を手に入れている方々の、
弱い者にたいする想像力および共感のなさにたいする批判ですけど、
これ、誰かが例えばコメント欄に、
「あいつらなんか死ねばいいですよね」と書いて、
それに私が悪ノリして、
「そうそう。刺してやりたい(笑)」とか書いたら、
それで場合によっては共謀罪成立しちゃうんですよね。
私なんて、正直隙だらけですからね。
ワッショイワッショイ言われたら、
楽しいからその御神輿には乗っちゃいますよ。

現在反原発運動で活動されている方々とか、
多分メールで、
同じ考え方をする友人たちと、
こういう類の会話を交わしている人は多いと思うのです。
若い人たちが主流ですからねえ。
友達の悪口言っている感じで、
「あいつ本当に死ねばいいのに」的なことは、
書いている人多いと思いますよ。

共謀罪がもし日本で成立したら、
こういう人たちは一網打尽。
まっさきに逮捕されるのは広告塔の山本太郎氏やなんかだと思います。
ちなみに私は山本太郎氏がいつか、
原発運動と全然関係ないところで逮捕されるんじゃないかと、
すごく心配しているのです。
たとえば、痴漢とかね。
たとえば、大麻とか。
たとえば、知人に対する詐欺とか。
もしそういう事が仮に起こったとしたら、
私は強くその罪状自体を疑うだろうと思います。

でも共謀罪が通ったら、
わざわざそんな事で罪状をつくらなくても、
普通に逮捕できるようになるのですよね。

安倍自民党総裁様は、
この共謀罪を成立させたくて、
ずっと頑張ってこられた方だということを、
皆さんはご存知でしょうか。
あとね、密告義務法も。
そうそう、このアメリカの事件が発覚したのも、
奥さんの密告がきっかけですって。

このタイミングで、
この記事って、
私はすごく、すごく怪しいと思っています。

みなさんが、
「入れるところがないから白紙投票」みたいな、
神聖かまってちゃんみたいな事をしている間に、
とんでもないところに連れて行かれる可能性はすごく強いですよ。

まあ、でもねえ、
自民党・民主党・維新の会は、
私の頭の中では皆一緒ですけど、
驚くのはそれ以外の党の薄さです。
いないも同様の、空気みたいな存在になっている。
国民の権利のために、
弱者の権利のために戦ってくれる党はどこなんだろう。
それがわからないんですよね。
だから、白紙投票する人の事は、
私だって全然責められないのですけど。

ああ、でも、安倍氏はないよ。
安倍氏はありえない。
本当に。



体罰

今日、私はインターネット動画で『有田とマツコと男と女』を観ました。

http://youtubeowaraitv.blog32.fc2.com/blog-entry-21854.html

今年の9月27日に放映されたものだそうです。
忙しない日が数日続いて、
やっと終わったものだからホッとしてね。
せんべいをかじりながら、バラエティを観たい!と思ったのですよね。

私の母親はテレビが大嫌い。
特にお笑い番組やバラエティを天敵のように思っておりまして、
子供時代や思春期を通じて、
私はそういったものを大っぴらには見られませんでした。
小学校5年生まで家にテレビ自体がありませんでしたからね。
おかげでバラエティを観るということに関しては、
未だにお祭り的な感覚があります。
なにかちょっとお祝いしたいと、
私はバラエティとかお笑いを観るのです。
ダラダラと、いつまでも、いつまでも。
母の教育が完全に裏目に出ちゃっているのですけど。

ちなみに、
私は最近「くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン」にはまっています。
もうとっくの昔に終わったラジオ番組ですが、
YouTubeに誰かが昔録音してくれたものがアップされているのです。
それがもう、面白くてねえ。
ずっと聴いちゃう。

私が『有田とマツコと男と女』元芸能人50人スペシャルをクリックしたのも、
有田哲平氏が出ているからなのです。
くりぃむしちゅー、若干ファンになりかけています。

それはともかく、この番組の中に、
「外国人VSカリスマ教師」という企画があったのです。

これが何ともやりきれない感じでねえ。
私は一応笑いながら見ましたけど、
本当に首をひねっちゃった。
なんだろう、すごく違和感があったのですよ。
なにしろね、

子供を殴れないのはまともな教育じゃない

みたいなことが、当然のことのように語られているのです。
そしてそこに有田氏が、
「俺らの頃は普通に殴られてたよね?」
みたいなことをいう訳です。
上田氏と違って、
有田氏はボケる時以外はろくなことを言わないわけです。
まあ、そこが好きですけどね。

そして、教師が子供を殴れなくなったのは、
モンスターペアレンツのせいである、
みたいなことを先生たちが言って、
周囲が「なるほどぉ」みたいな盛り上がりを見せるわけです。

いやー、怖いね。
これを先生たちが堂々とテレビで発言しているって、
怖ろしいなと思いました。
お笑い芸人が教育に対して勝手なことを言うのは仕方ないけど、
先生たちですからね。

この人たち、
この自分に人を殴る権利があると思っている人々は、
「子供は殴れば言う事を聞く」と本当に思っているのかな。
殴れば自分たちの権威を子供が認めると本気で思っているのだろうか。
いや、思っているんでしょうね。
「毅然とした態度をとれば中国は言う事を聞く」
というのと、同じ理屈ですもんね。

自分たちがそもそも子供に認められるような何物をも持っていない事、
子供を納得させられる言語能力を持っていない事を、
なんか教育委員会とか親とか社会とか人のせいにして、
自分は被害者だ的なところに持っていく感じ、
今の教師のダメなところが全部露呈していましたよね。

大体教育委員会だって先生たちの集合体でしょう?
子供を殴ろうとする前に、
まず自浄努力をしろという話であってね。
弱い方に向かうよりも、
強い方に向かう姿をまず子供たちに見せて下さいよ。

子供に対する体罰を良しとしない態度というのは、
そもそもモンスターペアレンツのせいではなく、
世界的な傾向ではないのかと思うのですよね。
特に先進国においては、
体罰を肯定している国はないんじゃないかと思います。
それを日本の教育現場では、
子供の人権擁護とはクレーマー対策のひとつである」
と理解されているのだろうか。
びっくりですよ。
そしてスパッツとは腰周辺に履くものである、ですよ。

日本で体罰が良くないみたいな風潮になったのは、
私の思う限りでは(違うかもしれないけれど)、
『女子高生校門圧死事件』とか、
学校が荒れ果てた時代の影響があって、
その反省からではなかったかと思うのです。
それは、子供たちが身を犠牲にして得た財産であったはずです。

その結果かどうか、私は個人的に、
先生に殴られたことは一度もありません。
それで大変良かったと思っています。

俺らの頃は普通に殴られてたよね、
とあたかもそれが良い時代だったみたいに言う人っていますけど、
いっぺん自分がいま殴られてみればいいと思いますよね。
人に殴られるということが、
暴力に無理やり屈服させられるということが、
どれだけの痛みを伴うか、ということをね。
いやいや、有田哲平氏の事は普通に好きですけどね。

でも、だいたい、普通に殴られて育った人が、
現在の社会の中枢にいる訳でしょう。
今の日本を良く見てみろ、と言いたいのです。
その教育の成果が出ているか?とね。
良い世の中ですか、今の日本は?????
今の日本の30代、40代、50代、60代を見る限り、
明らかに教育の大失敗ですよね。
偉そうに何か言える立場ではまるでない。

しかもそのペラッペラ世代の人間たちが、
ただモンスターが来たら殴るのをやめる、
殴るのをやめたら子供が従わなくなった、
そうしたらまた殴りたい、
「あの時代は良かった」、
みたいな思想のないことをやって右往左往するから、
更にペラッペラの人間しか育たなくなる。
それでも、今の子供たちは今の大人たちより、
よっぽど質がいいと思いますけどね。
なにしろ、バカな大人どもの遺した負の遺産で苦労してますから。

番組の中で、
ひとりの先生が言うのです。

自分は三十年以上も前に、
クラスで忘れ物が多くなったときに、
これから忘れ物をした人間にはケツバットをする、と宣言した。
四回忘れた生徒には思いっきりやる、と。
そうしたら特に女子生徒の忘れ物がなくなった、と。

すると全体から拍手が起こるのです。
調子に乗った先生はおっしゃるのです。
「クラスの全員が大喜びした」と。

「全員」が「大喜び」とかね、あり得ないじゃないですか。
人間は一人ひとり違うんだから。
選挙で大勝したばっかりの今の自民党でも、
全員が大喜びしているかどうかは、
怪しいものがあると思いますよ。
一人二人くらいは、
「これで良かったのかな・・・?」と密かに思っているはず。

ましてや、忘れ物しただけで公開処刑される側に立ってみたらね。
言い方でもってぼかしていたけど、
本質的には単なる恐怖政治ですからね。

数人の面白がった生徒が「いいね」と先生に言って、
それを生徒全員の総意としてとらえて、
更に成功体験として膨らませて、
あとさきも考えず無責任にテレビで発言したわけです。

だから殴りでもしないと生徒に言う事聞いてもらえなくなるんですよ。
ペラッペラだから。

だいたい、忘れ物して何が悪いの。
年取ればどうせみんな忘れ物ばっかりになるでしょう。
なければ借りればいいじゃない?

大切なものを忘れないことが大事なことで、
その大切な物の中に、安心感、みたいなことって含まれると思うのです。
「忘れ物なんかどうでもいい」という自由さもね。

この滅法こわい教育成功談に、
拍手が起こっちゃうという、この感じ?
これも怖かったですねえ。

日本人は本当に、
弱者の権利を奪うことから改革を始めますよね
いや、人間はみんなそうかもしれないけど、
日本人の場合は特に顕著だという気がします。

子供には金もなければ力もないから、
逃げられないんですよ。
先生たちは大人だから、
自分の意志で最終的には辞職でもなんでも出来ますけど、
子供は転校すら親に頼まないと出来ないんだから。

なんで教育委員会を殴る前に、
労働組合を殴る前に、
モンスターペアレンツを殴る前に、
子供を殴って何とかしようとするんだろう。

殴ったってね、
子供はどうせ言う事をききませんよ。
納得させないで服従させたら、
変な感じで歪みがくるだけ。
それは殴ったって、殴らなくたって同じです。

そして言う事を聞かない子供が一番納得してないのは、
お前たちの在り方そのものなのだ
と自覚するべきですよ。

ま、日本の先生たちを取り巻く環境は、
すごく気の毒だなとも思いますけどね。




自民圧勝

今回の自民党の圧勝は、
考えてみればみるほど、
当然の結果だったのかもしれないな、
と思えてきました。

残念だけれど、
今後の日本が恐ろしくて仕方ないけれど、
やっぱりこれは非常に私の知っている日本人らしい選択で、
民主主義の体制下で誰に強制されることもなく自分で選んだのだから、
もう仕方ないな、と、ある意味さっぱりした気持ちでいます。
まあ、これも私がオランダに住んでいて、
海外に出てから十年以上が経過しており、
少し他人ごとになってきているからでしょうね。
逆に日本に住んでいる人たちが、
どうしてこういう選択を平気で出来たのかわからない。
ていうか、どうして投票に行かないなんてことが出来たのかわかりません。
こんなことになっちゃうのに。

そういえば安倍晋三氏は、
首相になったらすぐにアメリカに挨拶まわりに行くそうですね。
そこで、
米国愛国者法が通った時のノウハウなんかを教えてもらうのかな。

私はね、
改憲やら国防軍云々が、
実際の戦争を想定しているとはとても思えないのです。
行き詰った時のリセット願望みたいなのはあるとしても、
現実的には現代の世界の在り方の中で、
日本みたいな商業大国が戦争やったってメリットはひとつもありませんからね。
兵器でもつくって他国に売るならともかく、
植民地支配って時代でもありませんし。
それは向こう側にしたって同じです。

私はこの一連の改憲云々が、
日本愛国者法をつくるための布石に思えて仕方ない。
愛国者法の愛称は、
「国民にごちゃごちゃうるせー事を言わせない」法です。

中国や韓国や北朝鮮などの、
最初からちょっと反日感情のあるところをわざと挑発して、
向こうの国民感情が悪化したら、
メディアを使ってそれに過剰反応して、
国民の不安を煽りに煽って、
「愛国心」を強制する法案をつくるんじゃないかって。

私にとっては、
北朝鮮人のミサイルよりも、
日本の権力の中枢にいる人たちのほうが百倍怖いのです。

日本の歴史を見てみると、
日本人にとって一番怖いのって日本人じゃないですか。
おそろしく苦しい目にあわせるのは、
いつだって自国の人間、
物理的にすぐ隣にいる人々です。
戦争の体験談なんて読むと顕著ですよね。

ちなみに米国愛国者法とは、
911をきっかけにブッシュが通した法案です。
現在では「国防権限法」となって、
更に発展しているみたいです。

ここにわかりやすく書かれているので、
読んでみて下さい。

うへー怖いぜ!

私はもう、
私の家族や友人をオランダに引き取りたい気持ちでいっぱい。
その実力がない自分が情けなくて仕方がないのです。
だってこれからの日本は、
いずれ私の家族みたいな人々にとっては、
ろくでもない事にしかなりませんから。

そのうち、
反原発運動をしていた人が、
いつの間にか知らないうちに逮捕されていて、
それが多いせいで運動が下火になって、
病気の人が増えても原発との因果関係が証明されず、
そのうち健康保険制度をアメリカ式にしようかなんて話が出たりするのだろうか。

なーんて、悪い想像ばっかり広がっていますけど、
実際は安倍氏、良い首相になるかもしれませんしね。
そこに大いに期待です。
日本人のみならず、
人類のためになるような、
世界をあっと驚かせる新思想の持ち主かもしれませんしね。
自分の懐よりも国民の懐のことを真剣に考え、
金持ちよりも貧乏人の都合をより気にかけ、
原発事故を恐るべき手腕で収束させ、
領土問題では類まれなる外交センスを発揮し、
老人には年金を、
貧乏人には生活保護を、
失業者には仕事を、
原発の被害者には適正な補償をする、
素晴らしい首相になるかもしれませんし。
そこはね、決して最初から、
そうはなるまい、と言ってはいけません。

期待してますよ。
奇跡をね。



アクションとリアクション、または子供っていうもの

昔からこのブローグニックを読んでくださっている方なら、
Mぴーという名前をご存じなのではないでしょうか。
オランダに来たばっかりの時、
語学学校で知り合った親友です。
まあ、ぶっちゃけ向こうはどう思っているかわからないので、
一方通行の親友ですが、
最悪友達であることだけは間違いない、
そういった類の友達です。
あ、なんか切ない・・・。

Mぴーがいったん日本に帰国してから、
しばらくこのブログでは触れていませんでしたが、
実は彼女、オランダに戻って来ていてね。
しかも今、トルコ人の旦那との間に赤ちゃんを産んで、
子育ての真っ最中なのです。

この赤ちゃんが、実はすごく男らしい子でね。
顔は女の子みたいで、
目が大きくて可愛いのに、
勇猛果敢なトルコ人の血が半分入っているからか、
それともMぴーの子供だからか、
そこらへんの日本の男よりよっぽど男性的。

とにかく怖がらないっていうか、
私みたいな見ず知らずの人間が来ても、
ちょこちょこやっと歩けるようになった足で走って来るのです。
そしてがっと抱きついて、膝の上に載って、
意味不明な赤ちゃん語でもって、ずっと私に話しかけるのです。
そのうちウトウトし始めたから脇に寝かせると、
半分寝たまま私の膝の上によじ登ってそこで寝るという、
今からかなりの肉食ぶりを発揮しているのです。

それにMぴーの子供だから、健康そうで、強そうですし、
なにより勇敢だからね。
彼は育て方によっては真の英雄になると思います。
この子に関しては、私はかなり確信を持っています。
大物風なんですよ、すでにね。
ひいき目?
いえ、そんな事はありませんよ。

だって目つきなんか、かなり賢そうですしね。
もっとも赤ちゃんを見てると、
みんな結構頭良さそうですけどね。
大人がおしなべてIQの低そうな汚いバカ面をしているのに比べると、
子供は時々天才みたいな顔つきをしてますよね。

この人たちは、
言葉も風習もまったくわからない、
ルールが全然わからない異世界に迷い込んでしまった宇宙人みたいなものだろうな、
とつくづく思います。
おまけに無力で、
ろくに立てないし、歩けないし、自力では何にもできないのです。
自分がそんなところに突然出て来てしまったら、
毎日どんなに怖くて疲れるだろうと思います。
そんな無力さで、本当に一から猛烈に世界を吸収しているのだから、
頭も良いはずだと、思うのですが・・・

で、Mぴーの赤ちゃんをみていると、
最近の彼は一歳と半年くらいなのですが、
実験して、この世の法則を知ろうとしているんじゃないかなって、
よく思います。
そう、明らかに実験しているんですよね。

例えばね、
彼は何かテーブルから叩き落として、
Mぴーが「やめてよー」と言いながら拾って同じ場所に戻すと、
必ずもう一度落とすのです。
叩き落とす、というアクションが、
音や衝撃などの物理的なリアクションを生み、
それから母親のリアクションを生みだした、
ということ、その法則を確認しているみたいです。
「わざとやっているんだよ!」とMぴーは言いますけど、
実にその通りなのです。
何か言われた、その内容を、
声のトーンや雰囲気から、
「どういう事なんだろう?」と分析している風情なのです。
しかも、物を叩き落とせば大きな音がして、
びくっとなるのに、
実にクールに、豪胆に、
無造作に叩き落として実験するのですよ。
そこらへんも超男らしくね。

特に人間のリアクションは不思議らしくて、
たとえば、
私なんかはよく顔を叩かれます。
人の顔を叩くのは良くないから、
「こらっ。人の顔を叩いちゃダメ!」と、
ちょっと強く言う訳ですが、
すると、一歳半なりに、
「・・・いま、怒られているのか?」
みたいな顔をする訳です。
そして、確認のために、
もう一度私の顔面に平手打ちをするのです。
私はその手をつかんで、
「こら!人を叩くのは、ダメ!ダメ!」
と言って、手を揺さぶるのですが、
そうすると彼はちょっと怖がって、
母親のところに飛んでいき、
しばらく癒しを求めます。
それから、再び私のところへ戻ってきて、
「じゃあ今回はどうなるか?」みたいに、
また顔をはたくのです。
私は軽いパンチドランカーです。
ひどいですよ。実際ね。
お返しにアイアンクローをして泣かせてやりましたけどね。

だけど、私が毎回違うリアクションをして、
時々は怒らなかったり、
笑いながら「やめてよ」と言ったりするものだから、
彼はあんまりちゃんと法則を把握できないのです。
何回もやるのは、多分そのせいです。
リアクションがいつもより強めに返ってきて、
面白いというのもあるかもしれませんけど、
データの収集には、ちょっとパターンが不定過ぎるのかも。
人をぶん殴って良いことはひとつもありませんから、
毎回声のトーンを真剣にして、
「だめなんだ」ということをはっきり明確にするべきなのかな、
とか思うのですが、
まあ、ちょっと今のところ可愛くて、
そんな気になれないのねー。
だってまつ毛なんてすごく長くて、クルンとカールしているんだもの。
それに、まあ、人の子だしね。

でもこういう事の繰り返し、
痛かったり、怖かったり、面白かったり、楽しかったり、
それを身を持って味わって、
子供はこの世界のルール、法則を知っていくんでしょうね。
アクション、そしてリアクションの世界を。

私はやっぱり自分の受け身・弱虫っぷりにコンプレックスがあるものですから、
Mぴーの子供の、自ら世界に突っ込んでいくこの勇気が、
本当にまぶしくてね。
えらいなあ、ってしみじみ思っちゃう。
Mぴーのことも、
こんな異星人を引き受けて、
えらいなあってしみじみ思いますしね。

実際問題、
赤ん坊を生むということは、
お金も時間も手間もかかるし、
生活のすべてを牛耳られてしまって、
本当に大変なものだなあと思います。
子育てって私財を投げ打ってしますしね。

やっぱり日本では、
子供に対する態度が随分冷たくて、
みんな「親の責任が・・・」とか、
「親の資格が・・・」とかってすぐ言いますけど、
本当は子供って、社会全体の責任なんだと思います。
生んでくれたことを、
育てる実務を引き受けてくれたことを感謝すべきですよ。
子供って本当に、その場にいるだけで、
ほうっと未来を照らしてくれるんですから。
むしろ土下座しながら「手伝わせてください」というべき。
いや、しないけどね。
でも、そうでもなけりゃ子育てなんてやってられませんよね。
基本的にハイリスク・ノーリターンなんだから。
日本の少子化は、
独身の大人と経済が王様の社会だからだと思います。

Mぴーは赤ん坊が私の顔を平手打ちするたびに平謝りですけど、
彼が私に平手打ちを繰り返すとすれば、
実に私自身の責任なんですよ。
子供が非行に走って誰かを殺したら、
それはやっぱり親の責任というよりも、
そういう子を育てた地域の責任・社会全体の責任なのだと思います。

で、Mぴーは子供を英雄にしようとか、
全然望んでいないようなので、
密かに私は彼を英雄に(脇から)育てようと思っているのです。
彼ったら、素質があるからねえー。
「強く優しい男になって、人類のためになるでかい仕事をしておくれ」
って子供の時から刷りこんだら、
本当にそういう人になれそうな、そういう感じ。

その結果、
彼がもし英雄になったら、
社会全体が彼から利益を受けるのです。
私は「あの子が小さい時、私は良く膝の上に乗っけたものよ」とか、
大自慢をするだろうと思います。
彼がもしグレて宿無しのジャンキーになったら、
社会全体が彼から不利益を受けるのです。
私は税金という形で、彼の生活保護のお金を払い続ける羽目になるでしょう。

人間っていうのはそういう社会的な動物だから、
つまりは全体責任の動物なのだから、
コミュニティのなかに赤ん坊が生まれたら、
大人はそれをちゃんと尊重して、
彼のために譲歩する、
彼を一緒に育てる気で優先する、
ということを自らに課すべきだと思います。
それは当然のことだし、むしろ義務なのだと思います。

私の家の居間の自慢のラミナートの上に、
複雑な臭いのゲロを吐かれたとき、
私はそんな事を繰り返し考えていたのでした。

いやー、それにしても、まったく前触れなしに、
いきなり吐いたからね。
三十秒前まで、歩きながら笑って、
表情変えずにいきなり吐きましたから。
やっぱ宇宙人は違うわ。




男の戦い-オカマVSジジイ

一昨日の朝、
アムステルダムの国立博物館で仕事がありまして、
朝からぼんやり疲れている頭でトラムに乗っていたわけです。
最近私は何度目かのトモフスキーブームが来ていまして、
「我に返る隙間を埋めろ」とか「不惑」とか「疎遠」とか、
とにかく心にジャストミートしがちな彼の言葉を、
耳栓型イヤホンをがっちり耳に刺して、
周囲の音を完全シャットアウトして聞きながら、
窓際の壁にもたれていたわけです。

するとね、
すぐ斜め向かいに切符売り場のカウンターがあったのですが、
そこに座っている口髭生やしたじいさんが、
なにやら怒鳴っている訳です。
それにたいして、
スリムジーンズにジャンパー姿のラテン系の若者が何かを言い返しています。

オランダのトラムというのは、
真ん中らへんに車掌さんのカウンター、というか、切符売り場的なところがあって、
そこに人が座っています。
その車掌さんのカウンターの目の前には出口専用のドアがあるんですけど、
若い男はそこに立っていたのです。

まあ人が怒鳴り合っている姿はよく見かけますし、
私ももうロシアとオランダで大抵すれっからしになっていますから、
ああ、疲れるなあ・・・と思いながら、
また音楽の音量を上げました。

でも、この口げんかがなかなか終わらないんですよね。
そのうち爺さんが大きく手を振りかぶって外を指差しながら何か怒鳴り、
若者がグルンと頭を振りながら、
まるでダンスのように足を踏み鳴らすに至って、
私の朝がたの死んだ心の中にも、興味が湧いてきました。
そこで私は、イヤホンを耳から取ったのです。

「おい!お前、オランダ語がわからんのか。
 英語すら満足にわからんのか。
 そこには立っていちゃいけないって言ってるだろう!」

意地悪そうな、尊大そうな切符係の爺さんは、
大声で怒鳴る訳です。

「朝の九時から何怒ってるのよ?
 英語はわかってるわ。
 どうしてここにいちゃいけないのかわからないだけよ」

と、これも大声の英語で、若者が言います。
恰好は普通のラテン系の男の子だし、
スキー帽をかぶっているのでわかりませんでしたが、
喋り方は典型的なお姉さんです。
ぐるん、と頭を大きく回して、
そのあと、あごをツーンとあげて、見栄を切りながら怒鳴ります。

「それがルールなんだよ!
 そこにいると邪魔なんだ!
 向こうに行け!
 オランダのルールを守れないんなら、
 さっさと自分の国に帰れ!」

意地悪爺さんはラテン系オネエよりちょっとたどたどしい英語で、
しかし居丈高に、かなり失礼なことを言うのです。
するとオネエは、

「いやよ!
 ここをどくのもイヤだし、
 オランダから帰るのもイヤよ! 
 だってここは僕の場所なんだから!
 い・や・よ!」

と、どーんと片足で床を踏みました。
私の隣にいた男の人が笑いだし、
つられて私も笑い、
周りじゅうがニヤニヤしだしました。
なんだか、お芝居みたいで面白かったんですよね。

するとね、
周り中の視線を集めている自分に気がついたのか、
そのラテン系オネエが水を得た魚のように生き生きし出したのです。

「お前はgekか!」
と爺さんがオランダ語で叫ぶと、
(gekというのは気が狂っている人のことです)、
おそらくオランダ語を知らない彼(だか彼女だか)は、
自分の国の言葉で何やらポララララとシャウトしました。
ポルトガル語とか、スパニッシュとか、そんな感じ。
それから彼または彼女は、
何故かかぶっていたスキー帽を大きな仕草でバアッと取って、
長い髪をバサアッと振るように、頭をぐるんっと回したのです。
でも長い髪なんかなくて、帽子の下はごく普通の短髪でした。
なぜ帽子をあんな派手に取ったのかは今でも不明。
でも帽子を取ると、結構ハンサムだってことがわかりましたから、
そのためだったのかな。それでもって、

「ねえ、ベイビー、
 be happy, be happy!
 朝の9時から何を怒っているの?
 僕はいつでもハッピーよ。
 Please be happy!
ハッピーでいなさいよ、ベイビー」

という訳です。
真っ赤になって怒っている爺さんを、
しなをつくってベイビーと呼びはじめたのです。
そして、また大きな仕草で腕をきゅっと組むと、
くるん!と可愛くドアのほうへ身体を向け、
爺さんのほうを顔だけで振り向くのです。
もう女優さんみたいに優雅にね。

「いいから、向こうへ行け!
 そこの扉はお前のためには開けんぞ!
 開かないんだから、向こうへ行け!」

「そんなの知ってるわよ。
 僕はここに立ちたいから立っているだけ。
 ベイビー、そんなに怒鳴らないで。
 どうせ絶対にどかないんだから!」

周りももうその時にはクスクス声を出して笑っているし、
爺さんはもう呆れたという感じで、両手を広げて肩をすくめました。
ラテン系オネエはしっかりと自分の両腕を抱きしめて、
扉の窓のところに固くなって、動かなくなりました。

マグナプラザの前、
ダム広場の後ろ側でラテン系オネエは降りていきましたが、
その時に、

「ベイビー、またね。
 今日一日をハッピーで過ごして。
 あなたが楽しく働けるように祈っているわ!」

と大声で言って、投げキスをして去っていきました。
まわりはもう大爆笑です。

するとね、居丈高になって、真っ赤になって怒っていた爺さんが、
頭を振って笑ったのです。
仕方ないな、みたいな感じで。

いやあ、あのオカマは天晴だと思いました。
あの反骨精神とユーモアとね。
私だったら退け!って怒鳴られただけで、
怖くてすぐ言う事聞いちゃうのに。
普通のそこらへんのラテン系の男だったら、
喧嘩して大声出して、はた迷惑なだけなのに。
あのお姉さんは、自分の意地を通しつつ、
最後は意地悪なジジイを笑わせている訳です。
さすが難しい人生を歩んできただけありますよ。
いや、あの人の人生を知らないけど。

私はこの日、このシーンを繰り返し思い出しては、
笑っていたのです。
それでちょっと乗り切れたのです。

そう、お芝居って言うのは、
本当の意味での演劇的って言うのは、
こういう事なんだなあ、と思ったことでした。

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