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ムダ毛という存在の無駄さ

世の中で、何が無駄かって、
ムダ毛の処理ほど無駄なものはないなと、いつも思います。
剃っても剃っても生えてくるし、
剃ったからって、誰も気がついてくれないし、
剃ったと思ったら、次の瞬間には育ち始めるし、
一生これが続くと思うとうんざり。
だったらしなきゃいいとも思うのですが、
そこはそれ、女心がありまして、
荒れ果てたジャングルみたい手足は、
自分の心象を寂れさせると思うのですよ。
だからやっぱりそういう訳にもいかないしねえ。

男に生まれれば良かったなあと思うときもあるけれど、
時々実家に帰って、弟と一緒に暮らしているときなど、
弟の足の毛がモシャモシャしているのが、
気に触って、気に触って、
ああ、剃りたい!これを全部剃ってやりたい!
と闇雲な衝動に駆られる時があるのです。
一度「剃ってもいいかしら?」と聞いてみたところ、
変な風に思われちゃうよ」という答が返ってきて、
それももっともだなあと断念したことがありました。
男は女に比べて、スカートもはいちゃいけないし、ハイヒールも履けないし、
化粧も大っぴらにはできないし、
そう考えると自由が大分ないようですね。
女性はこの100年間で、男のする服装はほとんど出来る自由を勝ち取ってきました。
女性が自己の権利拡大のために闘っているというのに、
なぜ男性は闘わないのでしょう?
やっぱり女性は革新、男性は保守の性であると、つくづく感じます。
まあそんなことはどうでもいいけれど。

私のオランダ人はムダ毛゙に関しては非常に便利な身体をしておりまして、
もともとあまり毛深くないし、
わずかに生えているウブ毛は金色で、
たとえ女性であってもムダ毛の処理はいらないであろうという、
羨ましい体質です。
足なんか、細くて長くてまっすぐで、その上無毛という、
神さまの申し子かと思うような感じなのです。
いいなあ。
私があんな足を持っていたら、それこそもう、
天にも昇る心地だろうと思うわ。
私が彼のなかで一番好きなところは、どうも足ですね。
足だけはもう、大好物。
プーシキンじゃありませんが、いくら見ても見飽きない感じです。
・・・またどうでもいいこと言っちゃった(笑)

そんなことを思いつつ、二日ほど前、バスルームで肌に剃刀を走らせていたら、
機械的な行為をする時の私の常で、
ついつい考え事をして、うわの空になりました。
日本から帰ってきたばかりで、
新しい印象で頭が一杯になっていたのですね。
母のことや、甥っ子のことや、兄弟のことなんか、
ああでもない、こうでもないと考えて、
ふと気がついたら・・・・
腕が血まみれになっておりました。

あら?
これは!
どこを切っちゃったのかしら!
と思って探してみたところ、
出血は一箇所じゃなくて、色々なところに血がにじんでいるのです。
ぼうっとしていて、石鹸を使うのを忘れて、
しかも剃刀が100円ショップでまとめ買いしてきた安いやつだったために、
そこらじゅうにかすり傷をつくってしまったようなのですね。
まあ大した傷じゃないので、
水で流してタオルで拭いたらすぐに血は止まりましたが、
二の腕と背中あたりが傷だらけになりました。
なによ、これーっ!
せっかく努力して綺麗でいようと思っても、
なんにもなりゃしない。

二日たって、傷はほとんど乾きましたが、
今でもちょっと痒いな、と思って腕をかいたりすると、
痒いところはカサブタであるらしく、
気がつくと指先が血だらけになっていて、驚きます。
ああ、忌々しい。

私の母の知り合いの娘(ややこしい)が、
なんでも昔、全身永久脱毛とやらに80万円をかけたそうです。
60歳を越えて、もうムダ毛など歯牙にもかけなくなっている母は、
その話をしながら、
「なんてムダな金の遣い方をするのかしら!
ワキ毛よ?80万よ?
バカじゃないの!!」
なんてかなりその知り合いの娘を攻撃していましたが、
ムダ毛だけに、処理に投入するのもムダ金であるのは致し方ない。
その娘は、よほどムダ毛に腹をたてていたんでしょうなあ。

80万円というと、私がロシアにいた頃、年間にかかっていた費用がちょうどそのくらいでした。
ロシア一年分とひきかえに、彼女はムダ毛が一生生えない身体を手に入れたわけです。
母はバカっていうけどね、
私のロシアと、彼女のムダ毛と、一体どちらがどれだけムダだったんだろうか・・・。
彼女は少なくとも、気がつくと腕からタラタラ血がたれているなどという情けない状態からは、
一生フリーダムなのです。
そう思ったら、なんとなく、その母の知り合いの娘の所に行って、
ほらほら、私はこんなに忌々しい状況なのよ、
と言ってあげたくなりました。
この傷だらけの二の腕を見たら、
彼女の気分はアガルでしょうねえ。

「そうだ、私はこの忌々しさを抹殺するために、80万円を払ったんだ!」

と、あらためて自分の行為の意義を確認し、
自分の投入した大金がムダではなかったことに、誇りを感ずるかもしれません。
ああそうだ、そうして彼女が幸福になれるのだったら、
この二の腕を差し出すことなど、私にはなんでもない(宮澤賢治)。

・・・はあ。
まだカサブタから血がにじんでいるのに、
その周辺にうっすらと毛が生え始めています。
ああ、このムダな感じ!たまらないわ!
早く夏が終わらないかしら!





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仕事終わり!

2週間ほど演劇学校でワークショップの通訳をやっていましたが、
昨日やっと終了しました。
今日は京都に出発する先生たちを東京駅まで送っていって、
そのあと甥っ子に会いに行きました。

なんだか疲れてクラクラしたけれど、
仕事が終わると名残惜しいものです。
通訳という仕事は大変で、
いつもいつも自分のダメさ加減を思い知ることになりますが、
反面、常にその場における自分という存在の不可欠さを確認できる仕事でもあるわけで、
やっぱり良い仕事だなあと思います。
引き受ける前は毎回自信が無くて、
「できるのかなあ・・・?」とクヨクヨ悩み、いっそ断ってしまおうと思ったりしますが、
でも仕事が終わりに差し掛かると、
「ああ、終わらなきゃいいのに!」と毎回思います。

仕事中はピンチの連続だものだから、
よく人に助けてもらうことになります。
すると、自分を取り巻く人の寛容さだとか、親切さだとか、
随所で励ましてくれようとする気持ちや、
支えようと差し出される手やなんかが、
普段の三割り増しなのです。
まあ私がいかに頼りないかっていう証拠みたいなものでもありますが、
でもおかげさまで、仕事をすると幸福になるのです。

あーあ、来年もまた来れたらいいんだけど。

なんてことを思いつつ、兄の家へあがりこんだら、
7ヶ月だという甥っ子にあごをがぶりーと噛まれました。
まだ歯が生えていないから痛くはないのですけど、
よだれでベトベトになりました。
兄の奥さんはもと幼稚園の先生で、
子供に関してはプロフェッショナルであるらしく、
甥っ子は身体も強そうだし、あまり泣かないし、
元気一杯でニコニコしています。
そこらじゅうを這いずりまわっては、
あー!とかダー!とかいうのです。
常に動いている状態。
でも、頭を両手の指でポツポツ叩くと、
ぴたっと動きをとめるということを発見しました。
じーっとしているの。
あれはどういうことなのかしら?

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