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Rendition

昨日、Patheという近所のシネコンで、
Sneak Previewという企画があり、
彼と二人で自転車で出かけてきました。
Sneak Preview というのは、開けてビックリ方式の試写会みたいなもので、
これから公開される予定の最新映画を、
題名を事前に知らせないでちょっとだけ先に公開する企画。
料金もちょっとだけ安いのです。6.50ユーロ。(普通は8.50ユーロです)

Sneak Preview には映画の前に、
チケットの半券に印刷されているナンバーによるくじ引きがあって、
当たるとプレゼントがもらえるのも楽しみの一つです。
はずれましたけど。

今日の映画は、"Rendition"というハリウッド映画でした。
ジェイク・ギレンホールとリース・ウィザースプーンとメリル・ストリープの出ている、
社会派映画。

Renditionという言葉を知らなかったので、
「どういう意味?」と彼に聞いてみたら、
なんだか、
人間を、違法に、こっちからあっちに移すこと、
なんですって。

確かにこの映画は、
テロの容疑者を拉致し、
そのままアメリカからどこか遠い国に運んで、
裁判もないまま拷問を含んだ取調べをし、
自白をさせ、罪状を確定させるという手法がテーマになった映画でした。
アメリカ本国では取り調べもカメラつきだし、
拷問が法律で絶対出来ないことになっているから、
拷問が合法である後進国にこっそり連れて行って吐かせる、
ことが、テロ対策だと実際にあるようです。
それがRenditionのようですね。

今回容疑をかけられるのは、
グリーンカードを持っていて、アメリカ在住20年以上のエジプト人男性。
アメリカ人の妻(リース・ウィザースプーン)を持っていて、
子供もいて、幸せな暮らしをしているエンジニアです。
南アフリカに出張に行って戻ってくる途中の空港でCIAに拉致され、
そのまま袋をかぶせられて中東(エジプト)へ連れて行かれ、
グリーンカードもパスポートも没収されて、
自分がどこにいるのかもわからないまま、拷問を受け自白を強要されます。

もうね、テーマがテーマだけに、
物語の大半の時間、この人は素っ裸で拷問されています。
ずっと。ずぅーっと。
私もともと痛いのとか本当にダメなので、
はやくこのシーン終わってくれないかなと思って我慢しているわけですが、
いったん終わってほっとしても、次のシーンでまた拷問されているわけです。
その次のシーンでも。断続的かつ継続的に。
長かったわー。

それでも、豪華キャストのハリウッド映画としては、
なかなかの意欲作だったと思います。
「それはどうなんだろう・・・」的なところもあるけれど、
人権というものがいかに簡単に剥奪され得るか、
法律というものがマイノリティ相手にいかに脆弱か、
アメリカに限らず国家の内包する強大な暴力と、
それに守られて生きている(と思っている)人々は、
いざその刃が自分に向けられたときに、いかに無力か、
ということ、
私はヨーロッパに住む人種的マイノリティですから、
やはりいろいろなことを考えてしまいました。

「自分はアメリカ人の妻子もいて、家庭も仕事もあって、
 もう何十年もアメリカに住んでいるんだ。
 自分はもうアメリカ人だ」

と主張するこの男性に、取調官は
「お前はエジプト人だよ」
と言い放ちます。
これねえ、なかなか含蓄のある台詞でしたね。

日本ではまだこの映画は公開されていないようですが、
とすると、おそらく大半の人はまだ観ていないわけで、
ということは、詳しい内容は言わない方がいいのかな。

私は観終わったあと、
ああ、またアムネスティの手紙を書かなきゃと思いました。

私は時々アムネスティの手紙運動に参加して、
人権侵害している国に抗議の手紙を書くのです。
主にロシアとかチェチェンの関係だけで、しかも例文の丸写しですけど(笑)。
私はこういうの一切信じてないから。
と友達に言われたことがあるのですけど、
それでも何もやらないよりはマシだし、
仮にデマに乗っかって手紙を出しただけだとしたって、
拷問はやめなよっていう趣旨の手紙がそれほど悪いってこともないでしょう。
ちょっとバカみたいなだけで(笑)。

人権擁護は本当に大事。
今のところアムネスティに助けを求める羽目になったことはありませんけど、
そういう日がこないとは誰にも言い切れないのです。
私なんて拷問を受けたら、本当に一生がダメになりそう。
だから、嘘でも自己満足でもバカみたいでも、
拷問や迫害を受けている人がいそうなところに手紙を書くのです。
あ、でもそんなに時々じゃないけどね。薄く、薄く。
時々メールでもOKなんですよ。

日本では慈善団体とかNGO団体って、
新興宗教団体と同一視されていて、
訳のわからない妙な情熱にとらわれた人々の集団みたいに思われていますけど、
自分の救済だけを目的として何百万も宗教にお布施を出すことと、
他人の救済を(建前でも)目的としたNGOに小銭を出すことは、
全然違うと思うのですよ。

私がよくわからないのは、
たとえばホワイトバンドやその他寄付団体の使途不明金にたいして、
ものすごく攻撃する人がいますけど、
あれは一体なんなんだろう?
300円やそこいら、または仮に千円取られたとしたって、
喫茶店に行けばコーヒー1杯でそのくらい取られるわけですし、
騙されたとしたところでお前は生活に困るのかっていう話ですよ。

昔ロシアにいた時に、
「ジプシーが近寄ってくると、おれは蹴って追っ払う」
と得意げに言った男の人がいましたけど、
そりゃね、ロシアのジプシーが近寄ってくるのは金をねだるためか、
財布を掏るためか、どちらかに決ってますけど、
だけどねえ。
お前はそのジプシーの何倍くらい金を持っているんだという話ですよ。
ジプシーの子供は、生まれたときから乞食をやっていて、
寒いときでも道路で寝て、
垢と日焼けと雪焼けで真っ黒な顔をして、小さなときから泥棒をやって、
すごく早くに子供を生んで、
その子供はまた乞食になったりするのです。
お前はそれに比べて、どのくらい清潔で健康な人生を歩んでこれたのかってことですよ。
ただ単にラッキーだったというだけで。
財布くらい、盗まれたら盗まれたでいいじゃない。
どうせ衣食住には困らないんだから。

・・・まあ、よくはないか。
もちろん、彼らには近寄らないほうがいいですけどね。
でも蹴ることはないと思うんですよ。
決して蹴ることはない。

そんなことをあれこれと考えました。

それにしても、ジェイク・ギレンホールって別にそれほど魅力や個性のある人じゃないのに、
出ている映画はどれも面白いですよね。
どうしてこの人が主役に?
て毎回思うけど、
映画自体は毎回結構な確率で話題作になるのです。
運がある人なのか、頭の良い人なのか・・・。

リース・ウィザースプーンって、今ハリウッドで一番高給取りらしいですけど、
私にはそれがハリウッド七不思議のひとつです。
どうして?どうして?
美人じゃないし、感じがいいって訳でもないし・・・。
英語だからわからないけど、実はすごい演技派ってこと?
そんな二人が主演でしたが、
まあ、ねえ、かえってハリウッド映画特有のゴージャス臭が抜けて、
リアリティが出てたかもしれません(笑)。

あと、映画の中に原理主義者の男の子が出てくるんですけど、
これが、ナインティナインの岡村隆史にそっくり。
そうそう、これはぜひ言っておかなくちゃ。
それも尋常じゃなく似ているのです。
違いは身長だけ。
映画の中の男の子はわりと背の高い人なのですが、
表情とかも似ていてねえ。


岡村さん
岡村さん ではなく mohammed Khouasさん


写真はこうですけど、実物はもっとハンサムです。
もっと似てるし(笑
映画の間中、岡村隆史だとしか思えなくて、
ファンでもないのに何故か感情移入しました。
背の高い岡村隆史は、そりゃ良いですよね。
あの原理主義の男の子に親近感を持つ人は、
日本には多分多いと思います。

ところで、そんなこんなで、
十段階で「7」という評価をつけて映画館を出たら、
なんとね。
自転車を盗まれていました。
彼氏の自転車に、チェーンでくくりつけておいたんですけど、
そのチェーンが切られていました。
彼と二人で、しばらくポカーンとしちゃった。

・・・えーと。
この間盗まれたのが、いつだっけ?
まだ新しい自転車だったのです。
ワインレッドの婦人用の。
マリィ・アンという名前でした。(嘘
さようなら、短いつきあいだったけど。
別れは本当に突然やってくるものね。

彼の自転車の後ろに乗って、
かなり落ち込んで帰ってきました。
情けないなあ。
自分の自転車がRenditionされてるよ(涙)。

あーあ、また自転車買わなくちゃー。

今度は安い自転車にして、そのぶん高い鍵を買うよ。




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恋に落ちたかも・・・

昨日は、ぱあっと空が晴れて綺麗な日だったので、
こんな日は外に出ないと、と思って、
自転車に乗って市場へいきました。
毎週火曜日と土曜日は、ブラーク広場で市場が開く日なのです。
魚でも買おうかな、と外に出て、
冬の冷たい空気を胸に一杯吸い込んでみて、
・・・文字通り、凍りつきました。
寒すぎる。

窓の外の明るい光に騙されました。
風もないのに、とにかく滅多やたらに寒くて、
自転車にのって走りながら、
肺がだんだん空気を受けつけなくなっていくのがわかりました。

ところで、最近私はYouTubeで、こんな映像をみつけました。

HipHop Violin

Paul Datehさんというアジア系のアメリカ人が、DJと一緒にヴァイオリンを弾いているのです。
最初一度聞いたら、ヴァイオリンの奏でるメロディが頭から離れなくなって、
一日じゅう頭をヴァイオリンの音がまわっているのです。
それで気になって、二度、三度とこの映像を眺めているうちに、
Paul Datehさんのほかの音源も聴きたいと思うようになりました。

まあでもほら、ヴィジュアル的にはね。
服装も髪型も顔立ちも、
この画像を見る限りでは、特にそんな素敵でもないでしょ?
ヴァイオリンはすごいけど、ぶっちゃけジャイアン実写版みたいですよね。
でもね、これは、映り方の問題なのです。
本当はすごく笑顔が素敵なナイスガイなのです。Paulさんは。

The Misunderstanding Blues on the Internets

この女の人は正直TooMuchだけど、
Paul Datehさんは、これ、感じがいいですよねー。
ヴァイオリンって、なんでこんなに格好がいいんだろう。
この常に笑っている感じといいね。
私は常に笑っている人って大抵好きです。
でもこの動画の中で一番好きなのは、
Paulさんの着ているTシャツの柄です。
このTシャツ格好いいな。

そして、これ。

ピアノも弾くPaulさん

うむー。
よろしいなあ。芸術家ですなあ。
多彩ですなあ。Lekker,Lekker・・・
この顔は、両親が中国人じゃないかと思うんですけど・・・。
表情があまり日本人とか韓国人らしくないですよね。
でもDatehという名前、もしかしたら伊達か?
いや、まさかね。
中国のベースに、アメリカのアレンジを強く打ち出したって感じ。

そして、これ。

インタビューに答えライブをするPaulさん

話している姿は実に感じがよく爽やかであるということが発覚。
笑顔が素敵。まゆげがちょっと柳沢しんごみたい。

PaulさんのHP

Losにお住まいのようです。
CDが欲しいな。
売っているのかな。

こういうジャンルの音楽っていうのは、結構あるものなのだろうか。
クラシックのヴァイオリンって、あまり好きじゃないのですが、
ヴァイオリンの音って綺麗なんだなあと思いました。
Paulさん以外でも、クラシック以外の音楽とヴァイオリンの組み合わせって、
ありそうですよね。
カントリーミュージックとか?
ちょっと探してみようかしら。

ちょっとヴァイオリンの音が好きになりかけているこの頃です。



ことさらの審判に

IKEAで衣装ダンスと本棚を買ったので、
ついでに部屋のなかの要らないものを整理しようと思って、
ぼんぼん色々なものを捨てているのですけど、
古い本棚の奥の方から、単語帳が出てきました。

私はロシア語で本を読むとき、
知らない単語があるとそれをノートにメモするのです。
次に読んだときに、すいすい読めるように。
でも、おなじ本を原語で2度も3度も読んだことなんて、
かつて一度もないのですが(笑)。

今回出てきた単語帳はずいぶん古いもので、
しかもアラン・ミルンという英国人の書いた小説「двое(ふたり)」のロシア語翻訳を読んだときのもの。
ペテルブルグで4年ほど前に買った記憶はあるのですが、
読んだことはすっかり忘れていたなあ・・・。
でも字は私のものだし、まあ、いずれ暇つぶしに読んだことは間違いありませんが。

それでね、その単語帳の、一番最初のページに、
これも私の字で、一遍の詩がメモしてあったのです。
こういうの。


ことさらの審判に

私のナイフはさびて
つづれをまとうた影がある
誰もいないと
言葉だけが美しい


なんだったけ、これ?
私、この詩はたしかに知っているし、
好きだと思ったからメモしたのですが、
どこから持ってきたのだったか、
出典がどうしても思い出せず。
いやあねえ、若年性アルツハイマーかしら。

でもこれ、きれいな詩ですよね。
審判・ナイフ・影が「ある」として、
そこには誰も「いない」のに、
言葉「だけ」が美しいとはね。
誰が言葉を発しているんだろう。
つづれをまとうた影、は美しくないけれど、
つづれをまとうた影、という言葉は美しくて、
つまり、だから、言葉だけが美しいのかな。
まあなんだかよくわからないけど、
感覚的には非常な共感があるというのは、
やはり「詩」なのだなあ、とつくづく。

この単語帳、ぼろぼろなのですけど、
捨てるべきか、取っておくべきか。
うーん、迷う。どうしようかなあ。
・・・まあ、いらないから、捨てちゃおうかな。
詩の出典がわかるといいんだけど。


一人旅

今日はちょっと小さな一人旅をしてきました。
BarendrechtのIKEAへ。
まあね、trem(市電)で40分ほどの、
かなり小さな小さな旅でしたが。
ていうか、これ、距離にすると、
京王線で新宿から橋本に出たくらいのものでしょう?
小学生の一人旅だ(笑)。

やっぱりねえ、最近やけにメランコリックかつセンチメンタルな気分でして、
何かの拍子に考え込んだりすると、
もう抜け出せないくらいの深みにはまりこんだりするのです。
思うにこれは、
私が年の割に自立できていないからではないかと。
赤ちゃんかお前はと。

おかしなもので、
ロシアや日本ではどこでも一人で行ったし、
何でも一人でやっていて、
特に孤独も違和感も感じなかったのに、
オランダでは途端に何一つ一人でできなくて、
一人だと寂しいと思ってしまうというのは、
単に私が、オランダに対して人見知り(人じゃありませんけど)しているからだと思うのです。
このままじゃいけない!
いけないわ!
こんなの私じゃないわ!
と思ったので、何故か一人旅。
自分を鍛えるためにね(笑)。
あと、IKEAで下駄箱を買うため。

今日はきれいに晴れた日で、
一人旅日和でした。
tremでエラスムス橋を渡ろうとしたら、
途中で跳ね橋があがってしまって立ち往生。
その間窓からマース川を眺めていたのですが、
エラスムス橋の上から眺めるマース河って、
ペテルブルグのネヴァ河にそっくり。
見入ってしまいました。

それにしても、セントラムからトラムで走る道って、
普段から自転車でよく通る道なのですけど、
おなじ道でも、
自転車で通るのと、
車で通るのと、
トラムで通るのと、
印象が全然違うのです。
まるで違う町みたい。
目線が違うからだと思うのですけど。
私はトラムから見るロッテルダムが一番お洒落だという気がします。

だからこう、なにか町とか人とか物事とか、
あまり慣れ親しめないなと感じているときには、
ちょっと視点を変えてみればいいだけのことなんですよね。
ちょっと視点を変えてみれば、人生はいつでも天国。

トラムの停留所から、IKEAまでは遠い遠い。
普通の人は徒歩で10分くらい。
私はゆっくりタラタラ歩くので、
30分くらいかかっちゃった。
でも、この間JDから貰ったジャズセレクションをIpodに入れていたので、
わからないなりに
ぱらっぱっぱー。
などと聴いていたら、
歩くのが結構楽しかった。
それにIKEAに至る道というのは、
きれいで大きな家が一杯建っていたり、
馬がいたり、
大きなプールがあったり、工場があったり、
飽きないように出来ているのです。

IKEAはそれでも、一人で歩くには広すぎました。
ほら、日光が入らないから、
誰かとおしゃべりでもしながら歩かないと、
なんだか眠くなってしまうのね。
新しい衣装ダンスの中に入れる靴ラックをさがしつつ、
途中でふと展示品のソファに座ったら、
本気で眠り込みそうになりました。
レム睡眠に入る前に、むりやり自分を奮い立たせて、
またラック探索の旅に出ましたけど。
おまけに、やっとのことで適当な靴ラックを見つけて、
倉庫まで行ってストックを探したら、売り切れていました。
でたよ、IKEAの気まぐれが。
またしても。
IKEAには、本当にふりまわされちゃう。
いつでも。なん時でも。
忘れてましたよ。

それで結局何も買わずに帰ってきました。
もう眠くて眠くて、目がシパシパして。
疲れちゃって。

今日の教訓。
「一人旅はIKEAでするもんじゃない。」

で、帰り道はIpodでヘキレキの『丘サーファー』を聴きつつ、
やっぱりちょっとメランコリックになって帰ってきました(笑)。

今度はどこへ行こうかしら?
一人だとなかなか行かないけど、
行ったら楽しめるところってどこでしょう?
海かな。
冬の海で一人ピクニック?
おおー。
それは何か、ちょっと新しい感じがしますね。
今の季節だと、まだ全然人がいないから、
ちょうどいいかもしれません。
山・・・はオランダにはないし。





倖田來未?

倖田來未さんが、
「35歳過ぎると羊水が腐る」という発言をして、
バッシングをされて、
いま謹慎中なんですって。

朝日新聞の記事。

謝罪をしたけれど、そのあとも厳しい批判が相次いで、
今後、新しいアルバムの宣伝活動を控えるとか。

うーん。
日本のバッシングって、不思議ですよねえ。
この倖田來未さんは、
医者でもなければ、
産婦人科の権威でも、
発言に影響力を持つオピニオンリーダーとして知られているわけでもないんですよね?
もちろん名を知られた歌手ではあるけれど、
要するに若い女の子が、
しかも知的であるという定評のあるわけでもない子が、
考えないでぺらっと言ってしまった一言に、
何故こんなに感情的な反応ができるんだろう。
しかも集団的に(笑)。
別に何の根拠もない、ちょっとした風聞みたいなものなんだから、
流しとけばいいのに。

別に倖田來未がそう言ったからって、
本当に羊水が腐るわけじゃあるまいし、
それを信じて妊娠中の子供をおろす35歳以上のお母さんなんて、
まず5千万人に1人もいないでしょう。
倖田來未は別に権力も持っていないから、
その偏見を元に35歳以上の妊娠を禁ずる法律をつくれるわけでもないし(笑)。

今みたいに、正確な情報がすぐに調べられる世の中で、
まるきりの素人が悪意もなく言った不正確な(偏った)発言が、
世論になるわけでもないでしょうに、
なんでまた、寄ってたかって叩くかねえ。

ちょっとインターネットで検索してみたら、
もうなんだか、すごいのね。
『許せない』とか、
『泣きそうになった』とかね。
『無神経』とか、『心が傷ついた』とか。
ええー、・・・・こんなことで?

大げさだなあ。
おおきく手を振って、
「それはない!」
と笑えばいいだけのことなのに。
本気で怒っている人は、
多分35歳以上の当事者たちだと思うのですけど、
その時点で倖田來未さんより10才年上なわけですし、
これからお母さんになって、
いろいろな問題に果敢に立ち向かっていかなきゃならない人たちな訳ですし、
どうなんでしょう・・・。
大人げないなあと思いますよね。
不愉快な気持ちはわかるけど、もっと大目にみてやればいいのに。

倖田來未さんという人、
私は歌も聞いたことがないし本人も見たことがないし、
とりあえず「エロかわいい」というイメージで有名になった人なのだ、
ということしか知らないので、
もしかしたらこの発言だけではなくて、
私が知らないだけで、
ほかに何か理由があるのかなあとも思うのですが。
まあ、あるんでしょうね、
何か日本人の反発をかきたてるような何かが。

しかしそれにしても、
人の在りようにたいして、
なんとも不寛容になっている世の中というか、
神経質で繊細な世の中というかね。
もちろん、無神経で鈍感なのは良くないですけど、
お互い同士気を使いあって、
怒らせないように、反発を食らわないように、
失言暴言をしないように、
気をつけて気をつけて生きないと最後には謹慎処分になる世の中って、
結構息が詰まると思うのですけど。
日本の不可思議なバッシングをみるにつけ、
毎回そう思いますよ。


おいっこ

私には、甥っ子が一人いるのです。
生まれたばっかり。
10月31日に生まれたから、もう3ヶ月になりました。

チガシという、変な名前の男の子。
千年の樫の木のように、ドーンと立派な男になりますように。

私は、ツトムという私の兄と、ムーギーちゃんという渾名の兄嫁の間に生まれたので、
ムギトム(麦杜夢)がいいよと提案したのですが、
あっさり却下されました。
あの案、ちゃんと検討してくれたのかな?
私としては、かなりがっぷり四つに組んで、
一緒に名前を決めていく用意があったのですが、
特に意見を聞かれることもなく
気がついたら「チガシ」に決っていたのです。
私はねえ、彼、大きくなったら絶対に名前で苛められると思うのですよ。
「そのまんまチガシ」とかね。
父は、「その頃にはもうそのまんま東なんて誰も知らない」と言うのですけど。
そうかなあ。

この子は、おばの私が言うのもなんですが、結構不細工で、
私の母が子鬼のような風情、と表現しましたが、
写真で見る限りまさにそんな顔をしています。
コロボックルとか。おじいさんとか。
平成の顔じゃなくて、明治の顔ですよ。
蔵で法被着て醤油でもつくっていそうな顔なのです。
でも、それがかわいくってねえ。

母が言うにはね、
最近彼はやっと眼が見えるようになってきて、
あやすとニコニコ笑って、
ふーとか、ほーとか、一生懸命声を出そうとするらしいですよ。
かわいいですよねえ。
あー・・・・。
会いたいわ。

赤ん坊がある一族の中にいるっていうことは、
何ともいいですね。
ちょっと灰色で、うっすらカビているような大人たちの空気の中に、
そこだけほおっと光が差しているような、そんな気がします。
養老孟司が、今の世の中で少子化が進み、子供が殺され虐待されるのは、
大人たちがコントロールできない自然がキライで、
子供というのがコントロールできない自然の代表例だからだと、
何かの本で書いていましたが、
子供が自然そのものだというのは賛成できる気がします。
なんか、空気がきれいっていうの?

私は子供と相対するとちょっと緊張するので、
遊んだり相手したりするのは全然得意じゃないんですが、
甥っ子というのは、おばさんにたいして、
普通の子供よりもっと心が広いような気がします。
なんといっても親戚ですからね。
今度日本に帰ったら、会いたい人第一位です。

ところで、おとといから今日にかけて、
私はまた飽きもせずIKEAの家具をつくっているのです。
今回は衣装箪笥と本棚。
二つとも大きいから大変です。
懲りもせずまた問題山積。
特に衣装ダンスは、どうしていいか、さっぱりわからない状態です。
もう捨てちゃいたい(涙)

でも一旦出来ちゃえば、
組み立てているときの苦労なんか一切忘れて、
またIKEAに家具買いに行っちゃうわけですけど。
安いからねー(←そればっかり)



友達が日本に帰っちゃった(涙)

このブログにもちょくちょく登場していた、
数少ない私の友人の一人、Mぴーが、
今日、日本に帰るのです。
ビザが取れなくってねえ。

まあねえ、この年になって
「友達が帰っちゃって寂しい・・・」
と人が言っているのをもし聞いたら、
「かわいそうだねえ」
とか言いつつも、心の中で、
「おいおい、その年でいい加減にしろよ(笑)」
と嘲笑うと思うのですが、
でも
さびしい・・・・。

それはもう、ブルーですよ。
ぶっちゃけね。
だって友だち他にいないんだもの!!!!

まあそれだけじゃなくて、
実際問題、Mぴーは面白い女の子でした。
ガツンとしていて、実質的でね。
いつでも自信満々でね。
どんなに褒めてあげても、
絶対に「そんなことないよー」とか否定せずに、
「そうなの。」
と当然のように返してくる、
まあ気持ちの良い女の子でしたよ。
私に無いものをすべて持っていましたね。
働き者で。

あ・・・。いけない・・・・私ったら。
泣いちゃうわ・・・・。

嘘うそ(笑)。
でも本当。
これから誰とお茶飲んだり散歩したりすればいいのかなあ。

私、昔はかなり人間関係にドライな人間だったのですけど、
年を取り、しかも異国に暮らしているとあって、
なんとまあ、今回は超ウェットな感じなのです。
なんていうの?取り残された感じっていうの?
いやですねえ。
年は取りたくないもんです。

今日はバイエンコルフという百貨店のカフェに長居して、
大きなケーキをやけ食いしたら、
なんだか気持ちが悪くなってしまった。
昨日Mぴーとやっぱりカフェに座って、
「義理の母が鬱陶しい。」とか、
そんな別にどうでもいい話を延々としたのですが、
そんなことを延々と思い出したりして。

あーあ。
すぐ帰ってくるといってたけど、
本当に帰ってくるのかなあ。

でも本当にかわいそうなのは、
Mぴーの旦那(トルコ人)ね。


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Kachika

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