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OK GO

今朝書いた日記の中に、
ベン・フォールズ・ファイブのクリップに爆笑、と書きましたが、
これ、ベン・フォールズ・ファイブじゃなかったみたいです。
OkGoという人たちのクリップに誰かが別の曲をくっつけてアップしたみたい。
すっかり騙されたよ!
でも、うまい具合に曲と踊りが一致しているしねえ。
うまいもんだ。

で、このOkGoは、
ダンサーではないという事実も発覚。
なんと、バンドの方たちだったのですね。
踊っている4人のうちの一番格好良い人がボーカルですって。
ていうと、「格好いい」の基準は人それぞれで違うから、
「あのはげて眼鏡かけてピンクのシャツ着てる人?」
てなるかもしれないので、正確に言うと、
背が高くて、若くて、髪の長い、赤いズボンをはいている人です。
ヴォーカル・ギターのダミアンさん。
あれ?「666」の男の子ってダミアンだっけ?
まあそんなことはどうでもいいですが。

で、クリップはこっちがオリジナルのようです。
http://www.youtube.com/watch?v=kvx36pnd6O4

このクリップで大ブレイクしたらしいですよ。
ていっても、私知らなかったけど(笑)

もともとは結構ちゃんと普通のバンドだったようで、
昔のクリップとか、こんな感じです。

http://www.youtube.com/watch?v=ffVIqF4SN4g

ルックスも、音も、普通に格好いいですよね。
ちなみにプロデューサーはトーレ・ヨハンセンだとか。
こんな感じの出発点のバンドが、
あのダンスをしようということで一致団結し、
完璧に踊りこなすほど練習するまでには、
一体どれほどの長く、果てしない日々が、
いつ明けるとも知れない夜また夜があったのだろうか。
ああいう風に路線を変えていくには、
しかも格好悪いコミカル路線で、
面白いけどナメられそうな方向に歩き出していく時には、
絶対にメンバーのうちの誰かが
「おれがやりたいのはダンスじゃない」とか、
「こんなことしても意味ないよ」とか、
「踊りに逃げるのはやめようぜ」とか言い出すもんですけどねえ。

ドラムのダン・コノップカさんなんて、
この意味では限りなくグレーですね。
眼鏡をかけていないほうのおじさんですけれども。
それでも、こうしよう、と決めて、
ちゃんと練習して、
プライドを捨ててYouTubeに自分で投稿して、
彼らは大人の階段を上り始めたわけですよね。
なんだかジーンとしてしまいますよ。

なんて考えたりもしましたが、それにしても、
みんなノリノリじゃありませんか?
ただたんにこういうのが好きだっただけかも。
やっぱりあれかしら、国民性の違い?

http://www.youtube.com/watch?v=XEYSlut0Iuc&NR

これが方向転換の最初の1歩らしい。
誰がこの踊り部門のリーダーなのか、
よりはっきりした感じででています。
はげ眼鏡のかた、ベースのティムさんですよね。
のりのり・のりのり。
彼がみんなを説得したのに違いありません。
言いだしっぺは絶対に彼だと思う。
私は今、振り付けさえも彼ではないかと疑っています。
ゲイではないかという疑いさえも持っていますが、
まあそんなことはどうでもいいか。

いや、非常に興味を持ちました。
オランダでライブやらないかな。

と思ったら、なんと!!!!
2月にアムステルダムで一日だけライブをするそうです。
値段は何と、12ユーロ。
・・・安いなあ。
日本でやればどうせ6000円ぐらいは取るくせに。
12ユーロかあ。観たいなあ。
彼・・・彼氏に・・彼氏にお願いしなくちゃ・・・。
うーん。
こういう場合、全部彼氏からねだりとるというところが、
人としてどうなんだろうと思いますよね。
バイトくらいしたいもんですけど、
今は学校があるからなあ。
ブローグニキの皆さんのなかで、
なんか良い内職でも知ってる方がいたら教えてください。
やります。
当方、意外と手先が器用です。
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戦争コメディ

今日明け方にみた夢はなんだか変な夢でした。
日本にいて、朝日新聞を読んでいる夢なんですけど。

新聞の一番最後のページはテレビ欄だと思うんですけど、
そこにデカデカと一面に近い状態で舞台劇の写真が出ているのです。
演劇人の夢ですね。
戦争のお芝居で、
旧陸軍三等兵みたいな格好をした兵隊が二人並んで敬礼しているみたいな。
舞台評も載っていて、
やはりデカデカと台詞の抜書きが見出しで出ています。

「右斜め45度の角度に敬礼!
 左右前後7人づつ、あわせて28人を一気に刺し殺します!
「きえー!」

・・・右斜め45度の角度に敬礼ってどんな感じだろ?
しかも何故?

そうして、これは戦争コメディらしいのです。
舞台評は軽い調子で書かれていて、
「この夏、また新しいジャンルの戦争喜劇が現れた。戦争ってこんなもの?目くるめく展開に目をみはりながらも、ムムムとうなり、考え込んでしまった」
とか。
最後は
「うーん、戦争って難しい」
で〆られているのです。
朝日ですよ、朝日。
朝日新聞の舞台評。

舞台の粗筋としては、

ある秘密の科学部隊があって、
その基地というか秘密実験研究所がどこかにあるのですが、
そろそろ戦争が終わりかけて、
しかも負けてしまいそうなので、
別の場所に2日のうちに移転させろと、
ふたりの兵隊が命じられるわけです。
それが、中国大陸をまたがっているものだから、
ふたりの兵隊の苦しみは並ではありません。
「押し迫る中国人を突き殺し刺し殺し、
悩み苦しみながらの進撃が始まるからまーあ、大変。」
などと書いてある。

そこに、有名舞台女優の母親と、
息子(主役)と、その愛人の愛憎劇がからんできます。
どういう風にからむのかは謎。
想像もつきません。
ちなみにその息子はふたりの兵隊のうちのどちらかではなくて、
なんか白いワイシャツの襟元をはだけさせた、稲垣吾郎でした
ははは。
そこらへんが戦争コメディ?

で、この戦争描写が非常に血なまぐさくてハードらしく、
劇評を書いた人はちょっと批判的なのですが、
あまりはっきりとは書いていなくて、
オブラートにくるむように、デリケートな書き方をしています。
で、この戦争の悲劇と、家族の愛憎劇と、
憎しみと血と若者の誠実な愛国精神が混ざると、
コメディになるらしいのですが。

まあ夢に突っ込んでも仕方ないですけどね。
朝日新聞を読みながら、
「こんなものが芝居になる時代が来たとは!」と
真面目に驚いている自分が夢の中にいましたよ。

で、このキャストが、ものすごいオールキャストなのです。
写真の二人の三等兵は明らかに鳥肌実と大川総裁でしたが、
劇評の中のキャスト評には違う名前が。
忘れちゃったけど。
あとは女優の息子に稲垣吾郎。
女優に夏木マリ。
息子に恋している女の子、もとSPEEDの今井絵理子。
人選がちょっとリアル。
あとは忘れましたが、とりあえずテレビに出ている人ばかり。
「こんな芝居に、こんなメンバーが!
 どれだけ金がかかってるんだろう???」
とやはり夢の中で真面目に驚く私。

「陰謀だ!」と思いながら目を覚ましたんですけど。

で、起きたときには非常に生々しいリアルな感覚があったので、
これが正夢になったときに予知夢を観たという証拠にしようと、
記録用にこの日記を書き始めたんですけど、
書き終わって今思うことは、

こんなの絶対に正夢にはならないや。

ということですね。
文章化してみると、思った以上にばかばかしかったです。

ところで今YouTubeでクリップ漁りをしていたら、
ベン・フォールズ・ファイブのクリップ発見。
観てみて大爆笑。
おおー!!
新しいジャンルのダンスを開発した人々がここに!

http://www.youtube.com/watch?v=2ib2-4i7S6w&mode=related&search=

気分高揚。
私もやってみたい・・・。




あきらめ方

人生には、あきらめなくちゃいけないことがあるなあ、と
つくづく思う今日この頃。
大きいことも、小さいことでも。
環境や偶然でどうにもならないこともあるし、
能力ってこともあるし、
自業自得ってこともあるし。
どうにもならなかったことや、
どうにもしなかったことや、
どうにもできなかったことや。
考えるとイヤになっちゃうから、
あんまり考えずに布団かぶって寝ちゃうんですけど。
でもそうして寝てばっかりいると、
そりゃあ引きこもって夢でも見てたほうが良いやってなるし、
一生夢でも見てたいわって事になると、
じゃあ死ぬかって話になるわけです。
近年の自殺者の増加、特に若年の自殺者の何割かは、
絶対に
あー面倒くさい。これなら一生夢を見てたいわ」
と思って死んでいると思うんですよね(すごい自説ですけど)。
引きこもりの末に死んでゆく人は、
かなりの割合で面倒くさいからだと思ったり。(偏見?)

実際問題、私だって、
これほど幸運に恵まれた人生を歩んでなかったら、
もうとっくに死んでいる頃合ですよ。
なにしろ豆腐のような根性ですからね。
出来ることなら永久に寝ていたいですよ。

だけど家族には恵まれているし、
行きたかった場所へ行って、
会いたかったような人たちに会えたし。
文化庁からお金も貰ってたし。
外人だけど彼氏もいるし。
こんなにぽっちゃりしてない時代はカワイカッタシネー(自己基準)。
やっぱりね、これだけ恵まれていると、
多少性格が弱くてもそうそう死ねないわけですよ。
取りすぎたポイントが勿体無くてゲームをリセットできない感じといいますか。

ただ、例えば、もしこれがもっと建設的な誰かだったら、
そう、たとえば松たか子やなんかだったとしたら、
もっとずっと上まであがっていっただろうな、なんて思いますね。
両親が私の両親だから、今ほど高くは上がれなかったでしょうが、
親を含めた自分の条件や、色々な機会をうまく使って、
与えられた仕事や課題をちゃんとこなして、
とんとんと階段を上がっていったろうと思うのですよ。
すると、私の条件でも結構良いとこまで行けたと思います。
松たか子も階段の最初のほうは親が押し上げてくれたでしょうけど、
七光りがあってもダメな人はダメですからねえ。
親でも何でも、立っているものはすべて使いこなすだけの利口さと、
判断力と勤勉さがあったのだと思います。

そういうことを考えちゃうと、
やっぱりねえ、
自分は何故階段を昇っていけなかったんだろうかと思ったりします。
そうして柄にもなく、自分を責めてしまうの。
実際、階段の前にいたときは、
それほど昇るのに意欲的ではなくて、
むしろ人を突き倒してがむしゃらに昇っていく人間を、
「なあに頑張っちゃってんの」と冷笑していたくらいだったわけですが。
だけど、昇りたくなくてダラダラやってった結果、
すごい下のほうにいるなって感じは常にしていて、
それが私を苦しめるわけですよ。
しかも今、その階段は下りちゃって、
まったく別のはしご段にトライしている状態だし。
そのはしご段と来た日には、
ヨロヨロでもろもろで、やたらと脂っこく、
上に何があるのやらさっぱりわからない段々なのです。
そうすると、以前昇りかけていた階段のことを思い出す。
なんだか、キラキラとして、人の一杯いる、良い階段だったなあ、なんて。
で、あっちのほうがまだ馴染み深いし、
自分がどんな階段に登っているのかもはっきりわかってたし、
友達も知り合いもいるしで、懐かしくなって、
またじゃああっちの階段に戻るかと考えて、
・・・・もう戻れないやということに気がつく。

まあねえ、人生とはえてしてこういうものでございますよ。
仕方がないではございませんか。
散る花もあり、
咲く花もあり。
人生いたるところに青山あり。
月日は百代の過客にして、行き交う年もまた旅人なり。
さよならだけが人生だとは、よく言ったものでございます。

みたいな風にお茶を濁して、
なんとかあきらめてやっていくしかないんでしょうね。
オランダ語教室じゃなくて、あきらめかた教室に通うべきですよ、
本当に、私は。
全部あきらめて忘れてしまえば、
逆にかなり笑って生きていけるだけのラッキーは残っているんですよね。
普通に満足して生きていければ、
別に階段の高低なんてどうだっていいんだし。

うーん。
でも今、こんなユウウツになっちゃったときに、
日本にいないでよかったー。
もし今日本にいたら、創価学会入ってたわ、これ。

クリスマス NL

ブローグニキの皆さん、

メリー・クリスマス!
С Рождеством!
Gelukkig Kerstfeest !


皆さんはどうクリスマスを過ごされるのでしょうか。
私は一昨昨日から休暇が始まりました。
学校はお休み。
酒でも飲みながらゴロゴロしていたいところですが、
今日はオランダ人彼氏の両親の家へ遊びに行かなければなりません。
なんとクリスマスは家族全員が集合しなければいけないらしいのですよ。
彼氏は4人兄弟なのですが、
そのそれぞれが妻や子供、ガールフレンドをつれて大集合。
彼氏の父親の姉・妹たちも集まり、
おそらく15人前後の集まりになるのです。
もちろん全員オランダ人。
そこに一人だけ、海を渡った平成のサムライが・・・・!
まあ私のことですが。

英語もオランダ語もほとんどダメな私なので、
彼氏の家に親戚が集まる日は本当に気が重いですね。
群衆の中の孤独といいますか。
しかもその孤独が全部自業自得ですからね。
彼氏オランダ人はちゃんと通訳しないし。
あー・・・・・行きたくなーい・・・・・
だけど家族が全員集まることは、オランダ人母親の夢だったんですって。

一度オランダ人彼氏に、
「クリスマスは一人で行っておいでよ。
 私は家でひとりで楽しくやってるからさあ」

と言ってみたところ、
「だめ、だめ!これは義務だから
との返事が返ってきました。
そうかあ、義務か。
義務ならしょうがないかあ・・・(涙)

いや、良い人たちなんですけどね。
大好きなんですけど。
すごく受け入れてもらって、良くして貰ってるから、
こんな事言ったら罰が当たるのですけど。

だけどやっぱり人が多い上に、なにより子供が多いからなあ。
あいつら、英語をさっぱり解さない上に、
オランダ語でも、話す内容はハルムス以上の不条理さで、
文脈で言っていることを推測することが一切出来ません。
すべてが突然、すべてが唐突、すべてゲリラ作戦ですよ。
わたしもぽかーん、相手もぽかーん。
もうね、子供と私の組み合わせは本当に阿呆大会ですからね。
子供も動物も(怖い奴をのぞいて)ぜんぜん嫌いじゃないのですが、
オランダではちょっと子供恐怖症気味。
もっとも、今年は生まれたばかりの子供がいるので、
その子を見るのはちょっと楽しみですが・・・・。

最近オランダ語の同じクラスに、日本人の女の子が現れまして、
なんとその子、夫がトルコ系オランダ人だとのことで。
結婚式はムスリム風(ていうか、トルコ風?よくわからないんだけど)であげたそうです。
で、日本人側の結婚式の出席者は日本から来た父親一人、
トルコ人側はギャラリーを含めて300人。
結婚式の前夜は男性と女性がわけられて、
別々の家に泊まらなければならなかったそうなのですが、
ということは、男性の家にはパパひとり、あとみんなトルコ人男性、
女性の家にはその子ひとり、あとみんなトルコ人女性。
どうすんの、これ?
といった状態だったそうです。

写真を見せてもらいましたが、
エキゾチックでしたねえ。
花嫁衣裳は本当に豪華で、
レースをあしらった光沢のある赤や黒のトルコ風ドレスに、
金や銀の刺繍が一面に施されていて、
それはそれは綺麗なのですよ。
「アラジンと魔法のランプ」のお姫様みたい。
これでもかってくらい。
羨ましくもないほどに。
ていうか、なんかコスプレみたいだし。

東京出身で、洒落のわかる面白い人なんですけど、
どんなに朗らかだったって、あの結婚式はつらいですよ。
みんながモスクのなかでお祈りしながらひれ伏しているわけですから。
ぽかーんというか、
もし私だったら、
自分という存在の異質さについて、ずっと考えちゃうでしょうね。
式の間中。
しかも自分が主役だというこの不思議。
つっこみも入れられないですよ。

まあ、これは、異民族のなかで暮らす人たちは
多かれ少なかれ経験していることだと思いますけど。
私も自分が英語で話す日が来るとはまったく思っていなかったですし、
オランダ語にいたっては我ながらもう訳がわかりません。
言葉の通じない小さな子供たちが、
「タンテ・ハルカー(ハルカおばちゃーん)」
と私のことを呼ぶなんてね。
ていうか、                           「お姉ちゃんでしょー」
とかいうベタなリアクションさえ取れないというこの不思議。

私は結婚式をいつかするのだろうか。
しなくてはいけないのだろうか。
大変そうだなあ。
面倒くさいなあ。
親呼んで、紹介して、気使って、会場確保して、
彼氏の親戚一同と知り合って、演説聴いて、
挨拶して、お礼言って、
・・・・それらすべてを英語とオランダ語でやるわけですか。
イヤだなあ。

ただ、トルコ人と結婚した女の子や、
もう5人の子供の母親である彼氏の弟の嫁など、
ひと山越えてきた女たちは、
大変そうだけど、どこか堂々として強そうですよね。
話をしても、やっぱり面白いし。
楽して生きようとばかりする人間の話は、
つまらなくなる一方ですからねー。
そこは考えないとダメなのかな。

あーあ。
クリスマス会かー。
私の兄にはお嫁さんがいるのですが、
彼女もうちのクリスマス会の時にはこんなプレッシャーを感じているのだろうか。
やっぱり彼女も溶け込もうとして一生懸命ですよね。
ということは、多かれ少なかれ、
他人の家族に入っていくときには色々あるということで。
私も頑張らなくちゃ。
なんて、頑張ることは何一つないんですけどね。
耐えるだけ。

育ってきた環境が違うから

毎年クリスマスちかくになると、
私の彼氏オランダ人は会社から大きなクリスマスプレゼントを受け取ります。
これが本当に大きくて、
プレゼントというか、段ボール箱です。

一昨日彼がその緑色の段ボール箱を抱えて会社から帰ってきました。
早速開けてみたものの、
中身は内容こそ違え、本質は去年とほぼ同じ。

大きな折りたたみ買い物袋(黒)
シーザーサラダセット
(パルメザンチーズ・カリカリベーコン・シーザークリームドレッシングなど)
オリーブオイルとビネガーの陶器の入れ物
チーズとガーリックのクラッカー
クルトン
パルメザンチーズ
ペペロニオイル
ペペロニビネガー

まあ総括するなれば、
いらねーもんばかり。
自分では一生買わないであろうものばかり。

彼の会社からのクリスマスプレゼントのテーマは、
毎回「ありがた迷惑」なのです。
このテーマを毎回追求しているとしか思えない。
こんなのくれるくらいだったら現金で10ユーロくれればいいのに。
彼氏オランダ人はチーズが食べられないので、
その時点でシーザーサラダもクラッカーもパルメザンチーズもダメだし。
だけど立派に食べられるものを捨てるのは抵抗があるし、
本当に困るんですよね。

「いっそ乞食にあげちゃおうか?」と言ったら、
「だめだよ。オランダの乞食は要求が高いからもらってくれないよ
とオランダ人。
まあ私が乞食でも、得体の知れない外人がくれる食べ物なんて怖いし、
やっぱり「現金くれよ」と思うでしょうね。

そして買い物袋。色は黒。

20061219064013.jpg


・・・ダサい。使いにくそう。

オリーブオイル&ビネガー容器。

20061219064142.jpg


・・・ダサい。使いにくそう。

カパッ、あ!
20061219064256.jpg


・・・捨てるか・・・・?
だけど立派に使えるし、新品だし。
もう、本当に困るんですよねえ。

唯一使えそうなものがペペロニオイル
これは外見も(やや)お洒落です。
ペペロニビネガーは使ったことがないのでわからないけれども・・・。

20061219064442.jpg


うん、ペペロンチーノでもつくるかな。
彼氏オランダ人にそう言うと、
「ペペロンチーノって何?」とのこと。
「あー、やっぱり田舎者は知らないんだねえ。ペペロンチーノだよ。
 東京の人はみんな知ってるよ?

オランダ人相手に意味のない優越感に浸りつつ、
初ペペロンチーノにトライです。

ちょうどインゲンがあったので、
オレンジ黄色のパプリカを買ってきて、
彩り豊かに和と伊の融合。
レシピはインターネットで検索しました。
やがて、非常に彩り豊かで美しいパスタが出来上がりました。
さすが私。
やっぱり、芸術に含蓄の深い人間は、
凡俗な分野においてもやはり美を創造してしまうわけなのです。

さてお味のほうはといいますと。
うーん。
そうねえ。
・・・・油っこいなあ・・・。

レシピに「オリーブオイル*たっぷり」と書いてあったので、
本当にたっぷり入れたところ、
油が過ぎて三口くらいで胸がムカムカしてきてしまった。
しかもお塩をあまり入れなかったので、どうも味が淡白で、ないに等しい。
一口目はおいしかったんですけどねえ。

あーあ、・・・またやっちゃったよ。
実際、初めての料理で私がうまくできることってあまりないのです。
母が私を甘やかしたものだから!(←人のせい)

目の前に山ほど盛られたパスタを眺めて、
さっぱり食が進まず、フォークでつつきながら、沈思黙考。
こんなに油まみれじゃ食べられないよ・・・。
私はいいですけど、彼氏オランダ人がねえ。
せっかくの夕食なのに、悪いことをしてしまった。

と思ってチラッとみると、
そこに、猛烈な勢いで食べている彼がいました。
「うまいっ。うまいよッ」
彼氏激賞
普段はそんなに食べない彼が、山盛りのお代わりしました。
わたしの食べ残しも食べてくれたので、おかげで全部はけちゃった。
それは私にたいする思いやりか何か?

「いやー、今日はうまく出来たねえ。すごくおいしいじゃないか」
・・・これが?
「これ、もっとたびたび作ってくれよ」
・・・これを?

やっぱり人種が違うんだなあ。
人種が違うってすごいことですよ。
味覚が180度違いますからね。

♪育ってきた環境が違うから

という歌がありますが、
このオランダ人と一緒にいると本当にそれを実感しますね。
私はあまり肉を必要としていなくて、
ロシアで一人暮らしをしている時には、
1週間に1度くらいしか肉を食べなかったものです。
300gのバターを買うと、半年くらい冷蔵庫に残ってましたからねえ。
まあ全体的に淡白なわけですが、
彼氏ときたら、500gのバターをひと月経ずに使い切ります。
毎日肉を食べるし、主食はポテトフライ。
私が食べると、胸がムカムカしてしまう系統の、
甘すぎるものと油っこすぎるものが好きなのです。
ところが調味料に関しては、彼はほとんど使わないで、
私が傾向として濃い味なのに比べて、彼は無味に近い味が好みです。
肉を焼いても、何もつけずに食べますからねえ。
塩もふらないですよ。おいしいの、それ?
本当にザ・外人といった感じ。
まあ、実際に外人な訳ですけれども。

油まみれのペペロンチーノ、
たくさん食べてくれたのは嬉しかったけれど、
ちょっと悩んでしまいますね。
今後私の料理はどこを目指して進んでいけばいいのだろうか・・・。
今まで私が大成功だと思っていた料理は、
彼にはそれほど美味しくなかったのかもしれませんし、
だけど彼の好きなものは私にとってはきっついし。
文化の衝突ですなー。

マニヤーク

今日は隣に住んでいるマニヤークが大荒れ。
夕方5時過ぎくらいから大音響でディスコミュージックをガンガンかけているのです。
ちなみに今は23時。
うーん、始まったか。
最近めっきり彼の騒音がなくなったと思っていたのですがねえ。

マニヤークというのはロシア語で言うМаньяк
つまりはマニアック、変質者のことですが、
彼のことを憎んでやまない私の彼氏が命名者です。
10年くらい前から彼と彼氏は隣人同士なのですが、
もう憎しみが積もり積もっていまして、
時々憎しみのあまりガーンと壁をぶん殴ったりするのです。
最近はそんなに聴かなくなりましたが、
前は日曜日の夜になると必ず大音響でディスコミュージックを流すので、
なかなか眠れなかったんですって。

マニヤックは48歳のオランダ人で、
もうほとんど白髪みたいな痩せたホモのおじさんです。
4年前、初めてオランダの彼のところに遊びに来たときに、
来て3日目でこのマニヤックが私たちの部屋に逃げ込んできたことがありました。
なにやら、黒人のボーイフレンドにボコボコに殴られて、
やっとのことでその黒人を閉じ込めて逃げてきたらしいのです。
それで私の彼氏が警察を呼んで、その時はパトカーが4台も来ました。
私たちのアパートの部屋とマニヤックの部屋はベランダが繋がっていて、
壁で隔ててあるだけなのですが、
警官が私たちの部屋からそのベランダ伝いに、
マニヤックの部屋に突入していきましたっけ。
窓から見下ろしたら、
マニヤックの黒人のBFが上半身裸のまま後ろ手に手錠をかけられて
警官に引っ立てられていきました。
なんとその黒人、モヒカンでしたよ。
あんなに強面の、筋肉ムキムキの黒人と付き合って、
おまけにボコボコに殴られるってすごいなあ。
それだけでも人の人生の1.5倍ですよね。

なにしろそれがオランダ初滞在3日目ですから、
当時私の頭の中では、オランダはすごい所になっていましたよ。
黒人だしホモだしDVだしモヒカンだし。
日本やロシアではなかなか見られないものばっかりじゃありませんか。

ところで、じゃあ私はマニヤックが嫌いかなというと、
そんなことはないのです。
むしろ、意外と好きなのです。
マニヤックはオランダ人には珍しく、まったく英語が話せないのですが、
そんなじゃなかったら友達になりたいくらい。
なにしろね、
このマニヤックは時々自分のお母さんとベランダでお茶を飲んでいるのです。
ベランダって言っても、
このスラム街の安アパートの裏側の、
日のあたらない貧弱なベランダなんですよ。
お母さんが尋ねてくると、マニヤックは、
そこにわざわざ安楽椅子を出してきて、
二人でお茶を飲むのです。
私とか彼氏がベランダに出てくると、
なんだか気ぶっせいらしくて、
二人ともさっと家に入ってしまうんですけどね。

黒人の彼氏にぶん殴られた次の日も、
このお母さんは来ていましたし、
マニヤックは時々このお母さんの犬を散歩させたりしているのです。
すさんだ、荒れた顔をしながらも、ちゃんと犬を連れて歩いているのですよ。

で、今日、本当に久しぶりにマニヤックのディスコミュージックを聞いたら、
なんだか私は彼が心配になってきました。
なんか嫌な事でもあったんですかねえ。
なんといっても彼も48歳。
そんな、ディスコみたいな年じゃないですよ。
しかも17時から23時まで、ほぼぶっ続けですからねえ。
彼氏によれば酒を飲んでマリファナをキメてるから、
時間の感覚がなくなっているんだろうというのですが。
そんなことをするような年でもないし。
やはりあんまり幸福そうな感じはしないですよね。

部屋の中で、年老いたホモが一人マリファナを吸いながら、
泥酔してディスコミュージックにあわせて踊ってる(?)のです。

なんとも悲劇的じゃありませんか。

そんなことをしみじみ考えていると、
彼氏オランダ人が目を三角にしてやって来て、
「よし、今壁をガーンとぶん殴ってやる!」とか息巻くのです。
私はマニヤックがかわいそうで、
「よしなよ・・・」って言うんですけど。
やっぱりろくでもない、索漠とした人生を送って、
不安だから荒れるんでしょうしねえ。

などといいながらも、
あと1時間待ってまだ音楽が止まらないようなら、その時は、
「よし、やっちゃえ!」て言いますけどね。
だってあんまりうるさいんだもの。
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Kachika

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