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昔の記録

私はつい最近まで、フロッピディスクで文書を保管していました。

まあ文書と言ったって、昔の宿題の作文とか、どうでもいいエッセーみたいなものとか、

そんなのばかりですけど。


でも最近のデータ保管方法は、

技術の進歩とともに非常に洗練されてきていて、

一枚の写真を保存するにも容量オーバーするフロッピは、すっかり時代遅れになりました。

それで、私もそろそろデータの移しかえをしようと、

今昔のフロッピを確かめては、いらないものは捨てて、

ということをしています。

そうすると、昔書いた日記とか(続かないので断片ですが)、

手紙の下書きなんかが出てきて、

懐かしいやら何やら、整理も忘れて読みふけってしまいます。


昔アカデミーにいる間に書いた、

私の韓国人の友達についての文章なんかも出てきてね。

あんまり懐かしいので、ここにリンクを張っておきます。


学生時代の友人の記録

ロシアの演劇学校ってどんなかなとか、

ロシアの学生生活ってどんなかなとか、

断片的に知りたい方は読んでみて下さい。

あ、でも無駄に長いので、結構気合をいれないと読めないかもしれません。


私はまあ、自分のことだからですけど、懐かしかったですねえ。

なにしろ7年位前に書いたものですから、

青春の記録ですよね。

若かったので、文章も堅苦しくて、何か変(笑)。

でも本当にロシアにいる間は、

日本やオランダとはまったく別の世界に生きていたなあと思います。

あれはやっぱり、人生観をかえるような、すばらしい経験でしたよ。

私に娘がいたら、やっぱりアカデミーに行かせたいですね。

戻りたくはないけど(笑)!





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シベリアいろいろ

まあそんなわけで、ロシアから帰ってきて、

爆睡しつつ3日が過ぎました。

いやー、疲れましたが、楽しかったです。

シベリアは初めてだったので、

観るもの観るものが新鮮でした。

もっとも、基本的には劇場とホテルの往復なので、

観るもの、といっても、

劇場の窓・ホテルの窓・バスの窓・汽車の窓からのチラ観

なわけですが。


でもね、エカテリンブルグではアジアとヨーロッパの境目や、

ニコライ二世が射殺されたあとに埋められたところを観ましたし、

オムスクでは、ドストエフスキーが流されてきたときにくぐったという要塞の門を見ました。

黄色でしたよ。ドストエフスキーだけに。

トムスクの人形劇場は味があってきれいでしたし、

モスクワはあまりに激しく変化していて、

6年前に私がいた頃とは別の国のようでした。

乞食や物乞いやジプシーなんかがずいぶん少なくなっていて、

ああいう階層の人の生活条件が変わるわけもないのに、

どこに行ってしまったんだろうと思いました。

モスクワの物価は世界一、といいますが、

6年前は鼻で笑って「そんな訳ない」

と言っていたものが、リアルでそんな感じになっていました。

コーヒー一杯140ルーブリ。700円ですよ。


まあでも、いつでも誰かとべったりひっついて、

劇場・ホテル・パーティを往復する通訳は、

見聞を広めているようでいて、

実は仕事をしている間、何も見えちゃいないので、

結局旅の途中で印象に残ることといえば、

人とのつきあいだけだったりします。


そう、今回の旅には、衣装係としてついてきている女の子がいてね。

女の子といっても私より年が上なのですが、

華奢でもあり、美人でもあり、どこか儚げで、女の子といった印象の人なのです。

この人は、帰国子女で、13歳までドイツやアメリカにいたそうなのですよ。

だけど親が日本で教育を受けさせたいということで、

13歳からはずっと日本にいたそうで、中・高・大と日本で卒業したそうです。


この子がね。

夜飲んでいると、ポツポツと自分の子供時代の話をするわけです。

あっけらかんとした口調で、

「大変だったんですよー」とか笑いながらいうわけですが、

聞いてみると、

本当に大変。

「カルチャーショックでしたよー」とかもいうわけですが、

さもありなん。

聞いていて、うっすら顔色を伺ってしまった。


そのエピソードときたらねえ。

なんでも、彼女が帰ってきた当初のころ、

体育の時間に、先生が説明しているとき、

周りに立っていた女子たちと、私語を交わしていたら、

それにカチンときた体育教師(男)が、

その女子たちを集めて、説教を始めたとか。

その帰国子女の女の子は、

彼が説教をしている間、彼の目をずっと直視していたらしいのですが、

そしたら、突然、頬をはたかれたんだって。

生意気に、お前、何をにらんでるんだ。

ってね。

それで周りを見てみると、

実際に友達の女の子たちは皆目を伏せて、先生と目を合わせないようにして、

おとなしく頭をたれていたそうです。

彼女だけが頭を上げて、先生の目を直視していたために、

それが生意気だとみなされた、のだとか。

ご存知のように、ヨーロッパでは逆に目を見て話さないと隠し事があると思われるので、

「ついつい先生の目を見ちゃったんですよねー。ははははは。

と彼女は言うのです。

はははは、って。


私は、胸をつかれたような気持ちになりました。

私だったら、自分が男の教師に、そんな形で殴られたら、

一生そのことを隠し通すかもしれないな、と思ったのです。

うん、多分、誰にも話さないな。

彼女は、笑いながら、そのことをネタに出来るまでに、どの位かかったのだろうか。

そういう話を聞くと、私はなんとなく具体的に自分に置き換える癖があります。

たたかれた瞬間の、まだ子供だった彼女の驚愕とか、混乱とか、

世界観がひっくり返される感じとか。

びっくりして、周りを見て、耳が熱くなったり、こめかみのあたりが冷たくなったり。

ごまかして笑ったりするかもしれないな、とか。

恐れとか、恥ずかしさとか、怒りだとか。

どうにも納得できない理不尽に屈服せざるを得ない屈辱だとか。

ヨーロッパで13歳まで育ったとしたら、

大人の男が、女の子の頬をひっぱたくこと自体、まず考えてないでしょうし、

それが教師と生徒の間で起こったことで、

しかもそれが事件にすらなりえないということも驚きだったと思います。

ひっぱたかれた原因が、私語をしたから、というルール違反に起因することではなくて、

生意気だったから、という、人格に起因するものだったことも含めて。

まだ子供だった彼女は、教師にたたかれた日に、どうやって家に帰って、

どんなことを考えたのだろうか。

親には話したのだろうか。

誰かに話したのだろうか。

友達と、「むかつくよねー」とか言ったのだろうか。

一人になったときに、なにを思っただろうか。


そんなことを考えていると、

彼女はそのうちひょいっと、

「実は昔、わたし拒食症やって、それから太れなくなったんですよ。

 だからロシアでは、3キロ太るのが目標なんです」

なんていうわけです。

そういうことをさも個性みたいに自慢げに言う人っていますけど、

そういうトーンでもないんですよね。

ごく普通の感じで、地味に言うわけです。

私はそういうメンタル系の病気話を聞くの基本的にすごく嫌いだし、

そういう話をされるだけでうっとうしくて一目散に逃げるのですが、

彼女の場合は、なんだか、どうしてだか、

あとから考え込んじゃいました。


やっぱりねえ、魂のかたちって、10代のはじめ頃に作られるもので、

その基本形を大人になってからちょっとづつ粘土をこねるみたいにして、

社会の形にあわせていくんだろうなと思うのです。

だけど13才までにヨーロッパで形つくられた魂が、

今みたいに日本の社会で適応する形になるためには、

それなりの魂のたこ殴り(笑)がなされたのだろうと思うのです。

だから、彼女の顔を見ていると、

しんの強そうな、理知的な地の部分が透けているのに、

それを劇団の若手女優風の、はすっぱかつ平凡な感じで覆い隠していて、

あれはやっぱり自己防衛の一種だろうかと、

それはどこかで胸をつかれるようでした。

うーん、これは・・・

感傷?


やっぱり私自身が、近年ずっと海外にいて、

日本にいてもオランダにいても、ロシアにいてさえ、

ここでいいのかなあ、とうっすら思っているからかもしれません。

立場はぜんぜん違うけど、私はもっとずっと気楽だけど、でも、

ここにいるはずじゃない人という概念に、すごく弱いのです。

あーあ。

彼女にはもう会うこともないと思うけど、

自分の魂のもともとの形をぜひ探し出してほしいです。

その形と今の形の差を意識的に理解したときに、

彼女の女優としてのチャンスが生まれるのかなあと思ったり。


えーと、・・・

これ全然シベリア話じゃないや(笑)






シベリア、シベリア

明後日から、

お仕事でシベリアに行ってきます。

今度はシベリアでやる日本人俳優の一人芝居の舞台通訳ですって。

四年もロシアに住んでいたのに、

私は出不精のせいか、旅行とか全然しなくて、

シベリアに行くのも今回が初めて。

楽しみ!


今回お仕事を下さったのは、

昔やはり通訳でついた演出家向けワークショップ影の仕掛け人の某評論家先生と、

昔やはり通訳でついたロシアの劇団日本公演影の仕掛け人の女性プロデューサー。

ダブルの邂逅と申しましょうか。

私は仕事のたびに自信がなくてクヨクヨするし、

終わった後でも後悔でクヨクヨするので、

以前仕事をもらった人からまたお仕事をもらえると、

なんだかうれしい。

あ・・・あああ、

許していただけたのですね!いろいろなことを。

今度もがんばります。


それでは、帰ってくるのはひと月後になりますが、

皆さんお元気で。


北方領土?

ブローグニックにリンクを貼ってくれている数少ないサイトの一つに、


ロシアが気になる


というのがあります。

この著者の方は会ったこともありませんし、

お互いブログを読むのが唯一のつながりで、

時々コメントを書いたり、書いてくれたりといった程度の、

薄い関係なのですが。


ロシアが気になっている一人の女性が、

ロシアについてのあれこれを調べては記事にしているようです。

この人はロシア語はそれほど知らないらしいのですが、

それにしてはどこから情報収集しているんだろうと不思議なくらい、

内容が濃くて切り口が知的な、ジャーナリスティックなニュースブログです。


この人が最近書いた記事が、これがねえ。

すごく面白いですよ。


なんだかね、


北方領土に行ってきたそうです。

ビザなしで行ってきたそうです。

ムネオハウスに泊まったそうです。


ちょっとワクワクしませんか?

しますよね?

私はPCの前で爆笑しました。

こういう人、私は大好きです。


もっとも『ロシアが気になる』は非常に真面目なサイトですから、

記事を読んでみればわかると思いますが、

北方領土の位置関係や、

歴史的な背景、

現在の状況や将来的なことについてもちゃんと説明されています。

写真が多くて臨場感があり、

レポートとして、そんじょそこらの新聞記事より優れていると思うのです。

それなのに、読んでいるうちにそこはかとなく笑えてくるのは何故でしょう。


だってね、この人、


北方領土でホームステイしたらしいですよ。

北方領土に住むロシア住民との『対話集会』なるものに参加してますよ。

郵便局で北方領土への手紙の送料を聞いて、

「は?」て言われたりしてますよ。


もう、色々なところがツボ過ぎてね。

全然北方領土問題に興味のない人が、

面白いからネタとして行ってきましたーみたいな、

「電波少年」的な軟派なノリはなくて、

あくまでも硬派に興味を追求しているところがまた、素晴らしい。


男の人には、こういうロシアおたくっぽい人結構いますけど、

女性の中にはなかなか見出しにくいタイプです。


「この間、旅行行ってきちゃったー」

「へえ、どこ?」

「北方領土」


かっこいいわー。



話は変わりますが、最近ロッテルダムのBlijdorpという動物園で、

ゴリラが檻から逃げ出して、

女の人を小脇に抱えてカフェテリアで大暴れするという、

かなりキングコングな事件が起きました。


このゴリラの名前が、


ボキト


というのです。

もうなんというか、絶妙じゃありませんか?

誰が名付けたんだか知りませんが、天才的ですね。


なにか頭から離れなくて、

気がつくと「ボキト・・・」て思っている自分がいます。

彼氏が部屋の中をパンツ一丁でウロウロしていたりすると、

「あら?また逃げてきちゃった?」

と言いたくて、口の端がムズムズします。

もう喉元まで出ちゃう感じなのです。


ブライドルプ動物園は、家から自転車で5分か10分くらいのところにあります。

今度本物のボキトを観にいきたいと思っているのですが・・・。

モスクワデモ

な、なんと!

あのカスパロフ氏が、モスクワのデモを先導して、

逮捕されたそうです。


ICCでお名前だけはよく拝見していましたが・・・。


yahoo!ニュース


それにしても、プーチンは歴代のこの国の指導者に比べ、

非常に有能であることは確かですが、

やり方がどんどん強硬になってきていますね。

人気がそれについてきているので、

「何をやっても許される」的な、

そんな雰囲気を感じます。

高名なカスパロフ氏さえ敬意を払われず、

実力粉砕ですよ。

うーん、あのカスパロフ氏が・・・。

うーん・・・・。




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